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横浜の紅葉2019年!人気スポットとおすすめカフェ&レストラン

【2019年版】11月の終わりに近づくと、横浜は紅葉&黄葉で彩られます。いつも見ていた横浜の風景がガラリと変わる、横浜の紅葉散歩をお楽しみください。紅葉の名所や人気スポットの見頃時期や楽しみ方、周辺のおすすめカフェなどの情報をご紹介します。

田辺 紫

執筆者:田辺 紫

横浜ガイド

 

横浜の紅葉スポットを楽しむ、おすすめコース

横浜の紅葉おすすめスポット

紅葉の季節の横浜は風景が一変します。ホテルニューグランド本館2階ロビーから山下公園をのぞむ(2018年12月4日撮影)


横浜の紅葉の見ごろ時期は、例年11月下旬ぐらいから12月上旬まで。11月の終わりに近づくと、横浜は紅葉&黄葉で彩られます。いつも見ていた横浜の風景がガラリと変わる、横浜の紅葉さんぽをお楽しみください。 見頃や楽しみ方など2019年の紅葉スポット情報をお届けします。

<目次>  

コース1:山下公園通り~開港広場~日本大通り~横浜公園

山下公園通りから開港広場を曲がり、日本大通りを通って横浜公園まで約2km。道沿いはイチョウをはじめ、紅葉する木が並んでいます。

11月中旬~下旬には、緑でいっぱいだった山下公園通りのイチョウが徐々に黄色く染まっていくようすが楽しめます(2016年11月18日撮影)

11月中旬~下旬には、緑でいっぱいだった山下公園通りのイチョウが徐々に黄色く染まっていくようすが楽しめます(2016年11月18日撮影)

  • 山下公園通り~開港広場
山下公園に隣接する山下公園通りは、イチョウ並木と海を、一度に堪能できる通りです。イチョウが黄色く染まる晩秋は、いつも見ていた緑いっぱいの風景とはまったく異なります。黄葉の時期は、例年11月下旬ぐらいから12月上旬まで。人形の家と山下公園を結ぶ歩道橋(ポーリン橋)からの眺めがおすすめです。
開港広場側から見た山下公園通り(2018年12月4日撮影)

開港広場側から見た山下公園通り(2018年12月4日撮影)

 
大さん橋と山下公園通りが交差する角にある「開港広場」は、日米和親条約締結の地。周辺には大きなイチョウをはじめ、紅葉、黄葉する木々が並びます(2016年11月18日撮影)

大さん橋と山下公園通りが交差する角にある「開港広場」は、日米和親条約締結の地。周辺には大きなイチョウをはじめ、紅葉、黄葉する木々が並びます(2016年11月18日撮影)


【DATA】
住所:横浜市中区山下町279
TEL:045-671-3648(横浜市環境創造局南部公園緑地事務所 都心部公園担当)
料金:入園自由
交通・アクセス:みなとみらい線 元町・中華街駅より徒歩約3分
地図:Googleマップ
URL:山下公園(横浜市環境創造局)

【おすすめカフェ&レストラン】
  • コーヒーハウス ザ・カフェ(ホテル ニューグランド 本館1階)……こちらでは、ニューグランド発祥のメニュー、スパゲティナポリタン、シーフードドリア、プリン・ア・ラ・モードが食べられます。アツアツのパイとアイスがマッチする、アップルパイ・ア・ラ・モードもおすすめ。
  • 日本大通り~横浜公園
日本大通りのイチョウ並木。バックに見えるのは「キング」の愛称で知られる神奈川県庁本庁舎

日本大通りのイチョウ並木。バックに見えるのは「キング」の愛称で知られる神奈川県庁本庁舎

横浜公園から象の鼻パークまでのびる日本大通り。秋には、イチョウ並木が黄色く色づきます。明治12年に設計された日本で初めての西洋式街路で、当時からメインストリートであったため、道幅が広くなっています。(関東大震災後に一時狭くなりましたが、2002年の再整備によって、明治時代とほぼ同じ、歩道・植樹地帯合わせて13.5mになりました) 

日本初の西洋式街路・日本大通り。重厚な歴史的建造物とともにイチョウ並木が楽しめます(2014年11月24日撮影)

日本初の西洋式街路・日本大通り。重厚な歴史的建造物とともにイチョウ並木が楽しめます(2014年11月24日撮影)


日本大通り沿いには横浜三塔(神奈川県庁、横浜税関、横浜市開港記念会館)をはじめ、横浜開港資料館、旧横浜商工奨励館などの歴史的建造物が多く残っています。通り全体がテラコッタ色で統一されているため、レトロで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
 
横浜スタジアムがある横浜公園。春はチューリップが楽しめますが、秋は水の広場や日本庭園風の池の周辺などの木々が紅葉します(2012年12月16日)

横浜スタジアムがある横浜公園。春はチューリップが楽しめますが、秋は水の広場や日本庭園風の池の周辺などの木々が紅葉します(2012年12月16日)


【DATA】
住所:横浜市中区日本大通
交通・アクセス:みなとみらい線 日本大通り駅すぐ
地図:Googleマップ
URL:日本大通りスペシャルサイト

【おすすめカフェ&レストラン】
  • カフェドゥラプレス(情報文化センター2階)……黄金色のイチョウ並木を上から眺めることができるフレンチカフェ。オリジナルカフェメニューには、『記者たちのカフェ』や『弁護士たちのカフェ』など文学的なネーミングがつけられています。
  • ミュージックレストラン アルテリーベ(情報文化センター1階)……昭和初期の旧横浜商工奨励館を改修・補強した、横浜情報文化センター1階にあるレストラン。レトロな雰囲気の中で、フレンチをベースにした「ヨーロッパ・キュイジーヌ」がいただけます。
  • ありあけ本館・ハーバーズムーン(シティタワー横濱1階)……横浜土産「ハーバー」でおなじみ「ありあけ」の本店ショップ。併設のカフェでは、ありあけならではのスイーツはもちろん、パン、たまごサンドなども人気です。
 

コース2:山手西洋館めぐり

山手西洋館は全部で7館。全部回ると約2kmの行程になります。晩秋には洋館の周りの木々が色づいて、いつもとは違う景色が楽しめます。
山手234番館の前には大きなカエデが紅葉します(2015年12月10日撮影)

山手234番館の前には大きなカエデが紅葉します(2015年12月10日撮影)

エリスマン邸周辺のようす(2015年12月10日撮影)

エリスマン邸周辺のようす(2015年12月10日撮影)

イタリア山庭園にある大イチョウ(2015年12月10日撮影)

イタリア山庭園にある大イチョウ(2015年12月10日撮影)

山手西洋館の紹介は⇒記事:横浜・山手の西洋館めぐり おすすめコース

 

コース3:三溪園を堪能

「紅葉の散策路」から眺めた聴秋閣(ちょうしゅうかく)。落葉がすすむと屋根に葉が積もるようすが見られます(2015年12月10日撮影)

「紅葉の散策路」から眺めた聴秋閣(ちょうしゅうかく)。落葉がすすむと屋根に葉が積もるようすが見られます(2015年12月10日撮影)

四季折々の日本の風景が楽しめる三溪園。美術愛好家の原三溪によって作られた日本庭園で、東京ドーム4個分(約17.5万平方メートル)もの広さがあります。京都や鎌倉など、全国各地から移築された歴史的建造物は、国の重要文化財10棟、横浜市指定有形文化財3棟を含む全17棟が巧みに配置されています。
三溪園では、さまざまな木が紅葉、黄葉してまるで日本画のような風景に出会えます(2015年12月10日撮影)

三溪園では、さまざまな木が紅葉、黄葉してまるで日本画のような風景に出会えます(2015年12月10日撮影)


秋の三溪園はひときわ華やかで、赤・黄・緑……日本画のような風景に出会えます。紅葉の季節には、普段は公開されていない重要文化財(天授院・旧天瑞寺寿塔覆堂・旧東慶寺仏殿)を特別に拝観することができ、また、聴秋閣沿いの紅葉に包まれた遊歩道も開放され、この時期だけの紅葉さんぽが楽しめます。

2019年は11月23日(土・祝)~12月8日(日)まで、紅葉の遊歩道が開放される予定です。なお、この時期のライトアップはありません。くわしくは⇒記事:横浜の紅葉スポット「三溪園」

【DATA】
場所:横浜市中区本牧三之谷58-1
開園時間:9:00~17:00(最終入園は16:30)
※紅葉時期のライトアップはありません
入園料:大人700円 小人 200円 ※2017年7月より料金改定
※この他、割引や回数券、パスポートなどがあり→利用案内
休園日:12月29日、30日、31日 ※不測の事態による臨時休園あり
交通・アクセス:根岸駅1番乗り場より《市バス58・99・101系統 》10分 本牧下車 徒歩10分
横浜駅東口2番乗り場より《市バス8・148系統》35分 三溪園入口下車 徒歩5分、《ぶらり三溪園BUS》(土・日曜日・祝日限定運行)45分 三溪園下車すぐ
地図:Googleマップ
TEL:045-621-0634
URL:三溪園

【おすすめカフェ&レストラン】
  • 三溪園 飲食処……三溪園には4ヵ所の飲食処があります。甘いおだんごやおしるこで、ちょっと一服。
  • 本牧クレール(Retty)……三溪園の正面近くにあるパン店(カフェではありません)。サクサクの衣をまとったコロッケが人気。あんぱんやクリームパンなど、懐かしい雰囲気のパンが並びます。
 

コース4:掃部山(かもんやま)公園~~みなとみらい21地区

野毛山公園周辺にも紅葉、黄葉する街路樹がたくさん。無料の野毛山動物園と合わせて楽しんで(2011年11月8日撮影)

野毛山公園周辺にも紅葉、黄葉する街路樹がたくさん。無料の野毛山動物園と合わせて楽しんで(2011年11月8日撮影)

JR桜木町駅から紅葉坂を登っていき右に曲がると、みなとみらい21地区のビル群とは対照的な自然豊かな公園が点在しています。

春はサクラの名所として有名な掃部山(かもんやま)公園は、紅葉した木々の間から横浜ランドマークタワーが見えます。紅葉坂をはさんで反対側にある伊勢山皇大神宮は、モミジが見事。心静かに参道を歩いてみましょう。

無料の動物園でおなじみの野毛山動物園では、園内の大池周辺と、展望台付近の紅葉がキレイです。動物たちとふれあいながら、自然を満喫してみては。※横浜の動物園の記事は⇒横浜には動物園が3つある! 入園無料の動物園も!?
みなとみらい21地区には紅葉する街路樹が多くあります。「さくら通り」は例年11月中旬に見ごろを迎えます(2016年11月18日撮影)

みなとみらい21地区には紅葉する街路樹が多くあります。「さくら通り」は例年11月中旬に見ごろを迎えます(2016年11月18日撮影)

【おすすめカフェ&レストラン】
  • 野毛山動物園「なかよしショップ」……入園ゲート横にあるおみやげ店。濃厚な味で大人気の「のげやまソフト」をぜひどうぞ!(主に土日のみ販売)
野毛山公園エリア地図:Googleマップ

 

その他の横浜でおすすめの紅葉スポット

根岸森林公園のようす。広々とした園内にはさまざまな種類の樹木があります(2013年11月17日撮影)

根岸森林公園のようす。広々とした園内にはさまざまな種類の樹木があります(2013年11月17日撮影)

その他、横浜で楽しめる紅葉スポットはこちら。


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