最近大型化の傾向になっていますので、必ずご自宅の置けるスペースを確認しておきましょう。チェック項目は以下となります。
本体寸法・重量
本体の寸法さえ空いていれば置けるのではなく、本体が熱くなるため(例:上部15cm・左右3cm・裏3cmなど)、周囲に空き寸法が必要となります。最近は、背面や左右がぴったり設置できる機種が主流になってきましたが、断熱性能を高めた分、本体寸法は多少大きくなっている傾向がありますので、設置できるか否かを判断するためにも、レンジを置く予定の有効寸法を測りましょう。また、電子レンジ台などに置く場合は、荷重制限も念のため確認すると安心です。
扉の形状・開き方
前に倒して開閉する「たて開きタイプ」と、冷蔵庫の様に開く「ヨコ開きタイプ」がありますが、概ね20Lを境に、容量の大きいタイプが前倒し、小さいタイプが片開きとなっています。片開きは、レンジを置く場所によっては使いにくくなる場合もあります。どこに置くか想定してから購入しましょう。
電源
最近は、最大消費電力1000Wを超える機種が大半ですので、安全のため定格15A以上のコンセントに直接さすことが前提です。どうしても延長しなくてはならない場合は、販売店に相談しましょう。
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以上が、電子レンジ・オーブンレンジを選ぶ際に確認するポイントです。スチーム加熱は確かに高性能ですが、あたためしか使わない人に本当に必要なのか? と言うように、ご自分の食事&調理スタイルに見合った電子レンジの機能をしっかり見極めて、無駄のない買物をしましょう。
また、基本性能だけでなく、毎年次々と発売される新機種には、各社特有の便利機能やクッキングブックなどが付加価値としてあります。購入の際は、各社の特徴もしっかりチェックしてみましょう。