服装はその場その場の雰囲気とTPOに合わせて
贅沢な時間は、料理も含め、部屋のしつらえ、器などてから感じる事です。 |
しかし、お座敷に上がり、お料理をいただくお店の場合は、少し気を付けていただきたいのは靴かもしれません。靴を脱いで上がるお店は、自分の靴をお店の方が片づけます。泥だらけの靴や汚れている靴は、できれば避けた方が親切です。また、年輩の方は「靴で、人は、見られるている」と言われます。値段云々では無く、靴をどのように扱っているかという事。物を大切にする事は、人も大切にする事だと・・・。店にとっては、店の出合いを大切にする事と結びつけるみたいです。
食事は素直な気持ちと思いやりの心でいただく
季節感たっぷりの美味しいお料理と上等の接客が、出合いの1つです。 |
嫌いなものがある方は、予約の際に申し出るのもよいかもしれません。大抵のお店は、季節のものを大切に料理される事が殆ど。予測できる嫌いな物があれば、言っておくのもよいかもしれません。
また、京都に来たので是非これを食べたいというものがあれば、申し出てみてください。そして、おまかせ料理でお願いされる際、料理の内容を書いた物などを渡される店も多いはず。その時点で、これは苦手と思う物があれば言っておくのもよいです。恐らく、代わりの1品を考えて出してくださるはず。
また1品毎に出されるので、その都度興味あるもの分からないものは、どんどん質問するのも良いかと思います。その際に一言、「美味しくて・・・」と付け加えると、喜んで教えていただけるはずです。ただ、質問するだけでは同じ業界の人間?などといらぬ詮索をされる事も・・・。「質問」をするのではなく、「会話」を楽しむことが大事です。
また、茶懐石のお店などは、最後に薄茶と和菓子を出される処もあり、そういった際は「茶道の心得が無いので・・・」と言うと、なんとなくでも怖じ気づかずに、美味しくいただけますよ。
何事も「出合い」が大切!
最後に、せっかくお金を払い、美味しいお料理をいただくのですから、楽しい気分で帰りたいものです。もし、お店に対して何か伝えたいことがあれば、やんわりと思った事を伝えるのもマナーかもしれません。ただ、お金を払っているのだから、お客なのだからと横柄な態度や言葉づかいをされる方もいらしゃいます。それは、マナー違反。京都風に、やんわりと注意されてしまいますよ。茶道・華道で良く言うのが「出合い」。店との出合い、人との出合い。この時、一瞬しか得られないものです。大切にしていきたいですね。<関連サイト>