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週末の夜はコザに行こう!(2ページ目)

コザのメインストリートは週末の夜になると大変身。けだるげな街が生き返り、深夜から朝まで人であふれます。*お店の情報は2002年12月時点のものです。

執筆者:鈴木 雅子

◆始まりはミュージシャン?

焼き鳥店がオープンするに至った原因は実に単純です。ライブハウスやクラブが多く、週末の晩は大盛り上がり状態になりますが、どこもバー営業なのでフードがありません。

空腹になるのはお客さまだけでなく、仕事を終えたミュージシャンたちも同じ。そこで、ミュージシャンの溜まり場となっているバー・Peg(ペグ)のオーナーにして、自身もギタリストとして活躍中の照喜名薫(写真左)さんが、店の入り口でバーベキューを始めました。

これ、あくまでも自分たちが食べるためのものだったんですね。すると、通りがかった外国人の方々が「それを食べたい。売ってくれ」と……。これにヒントを得て最初の焼き鳥店がオープンしました。以後、ストリートフードのお店が増えつづけています。

私は昨夜(2002年12月7日)、スタンドアップスタイル、あるいはオープンエアなお店の写真を撮るために歩いてみました。当日閉まっていたお店が何店かありましたので、今回ご紹介したのが全部ではありません。

店名・電話番号(無いお店が多い)などは紹介しませんが、週末、ゲート2ストリートにおいでの節は、ライブハウスとともにスタンドアップショップのはしごを楽しんでみてはいかがでしょう。ドルが通用するアメリカンな雰囲気にきっと驚かれることでしょう。


◆ライブハウス「ハイダウエィ」横の焼き鳥ショップ

焼き鳥(5ドル)がメインですが、焼きそばもあります。深夜、ハイダウェイから出てきたお客さまたちがドーッと押し寄せると、もう大変。焼くのが追いつかないほどなんですよ。いつもニコニコ笑顔をたやさないオーナーの人柄なのか、お客さまたちは、辛抱強く待っています。

ハイダウェイは割と若いお客さまが多いライブハウスです。パンク系の演奏も時々やりますし、演奏がない時間はビリヤードを楽しむこともできます。とても広いお店なんですよ。


◆焼き鳥オンリーで頑張る正統派のお店

ここのオーナーは、カラオケスナックのママさんです。お店の前の空いたスペースを利用して、焼き鳥コーナーを作ったんですね。若いニーニー(お兄さん)が黙々と、かつ、はにかみながら(?)焼き鳥を焼いています。こちらも価格は5ドル。もちろん円もOK。

本格的な焼き鳥ですので、ファンも多いんです。奥のお店では、日本人、外国人関係なくカラオケを楽しんでいます。焼き鳥を持ち込んで、島酒とカラオケで盛り上がっちゃうというのもOK。気さくなママさんが対応してくれます。カラオケは1曲1ドル(100円)。
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