沖縄の観光・旅行/沖縄関連情報

海外移住する心構えなくして住めないってホント? 沖縄で暮らしたらこうなった…(6ページ目)

沖縄移住が一種のブームです。周囲にも日本中から移住してきた方々がいます。沖縄移住って何なのか。本土とは何が違うのか。私自身の移住体験をお話します。少しは参考になるでしょうか。

執筆者:鈴木 雅子

【現在の生活】

かなり規則正しいです。そして、よく遊びます。24時間細切れに仕事をしていた環境から一転、パソコンに向かうのは夕方まで。夜は絶対に仕事をしません。

ちなみに、ウチナーンチュは残業を嫌います。みんなと飲む時間がなくなるから。お金を稼ぐより、友達との時間を大事にするわけですね。私もそうです。

だいたい、夕方になると一杯飲みながらゆんたくしたり、家で本を読んだり、ちょっとひと走りしてビーチで夕陽を眺めたり…。

美味しいものを食べに行くことも多いですよ。ま、飲みすぎて帰宅が午前さま!なんてこともたま~にありますけど(飲めない人が沖縄で暮らすのは、ちっょと辛いかもしれない)。週に1~2度は仕事を早めに切り上げて、トレーニングもします。

健康面では絶好調です。あのときの心臓発作はなんだったの!って感じで、バリバリに元気です。

ビヒィズス菌を毎日飲んでなきゃならないほど腸が弱かったんだけど、今はなんともありません。暴飲暴食しまくってます。

これも変化といえるのかな? 「買い物したい」「旅行に行きたい」という気持ちが無くなりました。買い物も旅行も、日頃のストレスを発散させる役割を果たしているのかも知れませんね。物的な欲求が希薄になっている気がします。

収入に関しては、東京時代に比べるとかなり減りました。だから、余裕がないのは事実。でも、それでちゃんと生活できるのも事実。

贅沢をしない限り、やっていけます。しかも、共同生活ですので住居にかかる経費が最低限ですみます。ウチナーンチュの家族主義みたいなものです。

私の場合はIT時代の恩恵を被って、いまだに本土の仕事をしているわけですが、これから増えてくるんじゃないかな、こういうやり方が。

また、今の沖縄には、IT関連の技術がある人はかなり好待遇(沖縄のレベルとして)の仕事があるはずです。

あるいは英語のできる人は、基地内派遣のバイトがわりと簡単に見付かります。時給8ドルですから、これもまた、沖縄水準では良いほうです。

以上、かなり個人的な部分に踏み込んで私の移住体験を紹介させていただきました。もちろん、人によっては様々な移住理由があり、ひとくくりには出来ませんけど、参考にしていただけたら幸いです。
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