ラリージャパン初心者のための観戦ガイド
▲GUCHYさん |
ビギナーにとってどのステージを見たらいいのかが悩みどころ。
そこで、「北海道日本ハムファイターズ」のスタジアムDJでもおなじみ、スポーツ全般に詳しい、GUCHYさんに楽しみ方を指南していただきました。
GUCHY(グッチィ)
魅力的な声と親しみやすいキャラクターで、テレビ、ラジオなど幅広く活躍するDJ、タレント。札幌ドームでの北海道日本ハムファイターズのほか、コンサドーレ札幌のスタジアムDJも務める。
普段目にする車が極限に挑戦!
ガイド:GUCHYさんは、ラリージャパンを取材された経験があるそうですね。
GUCHYさん:
以前、BSでラリーの番組を担当したことがきっかけで、道内で行われているラリーをいろいろと取材。その面白さにどんどん惹かれていきました。元々車が好きなこともあり、番組終了後も、ラジオで紹介するために個人的に取材は続けています。
ガイド:
ラリーの面白さはどこにあるんでしょうか?
GUCHYさん:
▲この迫力を間近で体感できる!画像提供/Rally Japan |
例えば、スキーでエッジを立て、雪煙りを上げて滑るように、砂利道ではマシンが砂煙を上げて猛スピードで走り抜ける豪快さは、サーキットにはない魅力ですね。
またWRCでは、技術の粋を集めたワークスのマシンから、プレイベーターで参加する軽四輪車まで、同じコースをさまざまなラリー・カーが走るのも面白い。一斉走行ではなく1台ずつ走るので、ジャンプしたり、ドリフトしたり、多彩なパフォーマンスを見ることができますよ。
ガイド:
間近で見ると、相当な迫力がありそうですね!
ところで、世界最高峰ラリーの日本大会が、なぜ北海道で開かれるんでしょう?
GUCHYさん:
本州では道が狭かったり、アップダウンが多いなど、それはそれで面白いコースではあるのですが、世界規模の大会となると、その基準に満たないようです。また、その土地の野生生物を守る観点からも、生息地からある程度の距離を取ったコース設定が必要。そういったさまざま要因を検討した上で、北海道の広さがあるからこそ、開催が可能になったといえます。
ビギナーは30日の無料イベントをチェック
ガイド:私のような初心者でも楽しめる、ラリージャパン観戦のアドバイスをぜひ。
GUCHYさん:
▲2007年のセレモニアルスタートの様子。画像提供/Rally Japan |
また、同じ日の朝から行われる「シェイクダウン」もぜひ。札幌ドーム内で実際にマシンを走ら、完成度をチェックするのが、このシェイクダウン。マシンの調整をするために、ドライバーは結構ムチャな走りをするんですよ。ショー的アクションも強いので、かなり楽しめると思います。こちらは有料ですが、SSよりもお得な価格。ラリーのさわりをつかむには、おすすめですね。
ガイド:
SSはいろんなステージがありますが、あえて初心者向けを選ぶとすると?
GUCHYさん:
それぞれに面白さが違うのですが、走っているところを全体的に見渡すなら、「新千歳特設コースSS(IMERU=11月1日)」でしょうか。ラリーはマラソンのように走りすぎるところを観戦するものですが、ここならマシンの走りを長く見ることができると思います。
ハイスピードの迫力を実感したいなら、「恵庭林道SS(KINA=11月1日)」。細かいコーナーが多く派手なパフォーマンスを期待できそうなのは、「苫小牧林道SS(NIKARA=11月1日)」でしょうか。ご参考ください。
▼GUCHYさんのお話はまだまだ続きますよ♪