世界が注目！ラリージャパンを見に行こう(3ページ目)

走り以外も楽しめる距離感の近いイベント

ガイド：
札幌ドームで行われるインドアでのスーパーＳＳは、世界初の試みだそうですね。

GUCHYさん：

▲世界初のインドア対決の舞台となる札幌ドーム。画像提供／Rally Japan

そうなんですよ。２台同時走行するスーパーＳＳは、エンターテインメント要素が強いショー的なステージ。観客に派手なパフォーマンスで楽しませるのか、ガチンコで走るのかは、チームの考え方次第。
今年はインドアの会場なので、どれくらい音が響いたり、またドライバーたちがどう考えて走るのか。すごく興味がありますね。
札幌ドームのステージは全体を見渡せるので、初心者の方にもラリーの楽しさを実感してもらえると思います。

ガイド：
GUCHYさんのラリージャパンの楽しみ方はありますか？

GUCHYさん：

▲サービスパークの周りには、ギャラリーがいっぱい。画像提供／Rally Japan

走りはもちろん、実はそれ以外も楽しめるのが、ラリージャパンの良さ。札幌ドームには、全選手の車が集まる拠点「サービスパーク」が設けられますが、柵越しにパーク内の様子を見ることができるんです。ボロボロになって帰ってきたマシンを、わずかな時間で新品同様に直す、プロのメカニック集団の動きがめちゃめちゃ面白いんですよ。しかも、修理を待つ間、選手がファンのサインに応じるなど、すごくフレンドリー。出る側と見る側の距離がとても近いことも、ラリーファンを増やしている魅力かもしれません。
サービスパークは入場無料。メーカーや地元のお店が出店したり、楽しみがいろいろあるようです。まずはここを覗いてみてもいいですね。

ガイド：
オンとオフ、両方を見ることができるんですね。

GUCHYさん：
札幌ドームを拠点にＳＳまでは、決められたルート（リエゾン）に従い、公道を普通に走って移動します。車に乗っているとラリーカーが横に止まったり、並走できたりと、偶然の出会いを楽しめるかもしれませんね。ラリーの本質ではないけれど、そんな楽しみもあります（笑）。

ガイド：
最後に一言、お願いします。

GUCHYさん：

画像提供／Rally Japan

日本ではまだ認知度が低いモータースポーツですが、ヨーロッパのＷＲＣでは10万人もの観客を集める人気のイベントです。また今回は、2008年の優勝がこのラリージャパンで決まるかもしれないという最も注目を集めるラリー。世界のメディアもこぞってやって来ます。
実際に見たら、面白いと思ってもらえるハズ。この機会に世界最高峰のラリーを体感してほしいですね。そして、「ラリーといえば北海道」となってくれたら嬉しいですね。

■Rally Japan2008
競技：2008年10月31日（金）～11月2日（日）
　　　※スタート時間は各日異なる。チケット価格もＳＳによって異なる。5800円～7800円
シェイクダウン：2008年10月30日（木）8時～ チケット2800円
ラリーショー：2008年10月30日（木）18時30分～　入場無料
セレモニアルスタート：2008年10月30日（木）19時30分～　入場無料
サービスパーク：2008年10月30日（木）～11月2日（日）入場無料

それぞれの詳細は公式サイトをチェック！
http://www.rallyjapan.jp/

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