北の聖地・北海道神宮を参拝

  

北の聖地、北海道神宮

2018年に開道150年を迎えた北海道。札幌に行政の中心として開拓使が設置された同じ年の明治2年(1869年)には北海道神宮が創建され、「北の聖地」として長い開拓の歴史を札幌市民とともに歩んできました。
北海道神宮

お花見の参拝者で賑わう参道

北海道神宮の敷地面積はおよそ18万平方メートルで、その広さは札幌ドームの3倍以上。桜の春、新緑の初夏、紅葉の秋、そして雪景色の冬と四季折々その表情を変える神宮の魅力、そしてこちらで奉られている大国魂神(おおくにたまのかみ)=結婚運・縁結び、大那牟遅神(おおなむちのかみ)=仕事運、少彦名神(すくなひこなのかみ)=健康運・病気治癒、そして明治天皇=国家安泰などのご利益を求めて、国内のみならず広く海外からもたくさんの参拝者が訪れます。
 
ここでは10年以上にわたって、ほぼ毎朝北海道神宮に参拝している自称「神宮の達人」の筆者がその魅力を存分に楽しみ、あわせて境内に滞留する風水エネルギーを最大限に活用しながらご利益を確実に得る為の五訓プラス1を皆さんに伝授します。

<目次>  

訓その1 参拝は作法に従って

 これは何も北海道神宮に限ったことではありませんが、神様にご挨拶してお願いを聞いていただくのに、礼儀作法は欠かすことができません。下記参拝の作法に従って敬虔な気持ちでお参りしましょう。

1.鳥居をくぐる時は軽く一礼を
北海道神宮

北海道神宮本殿正面の第二鳥居

鳥居は聖域に入る玄関口。くぐる時は本殿に向かって軽く一礼お辞儀をしましょう。北海道神宮にはメインゲートとも言うべき本殿正面の第二鳥居(第一鳥居はここから700m離れた街中に設置)の他、公園口鳥居第三鳥居、そして令和元年8月に新しく作られた令和の鳥居の4つがあります。
 

令和元年新たに作られた令和の鳥居

風水の観点から言えば、第三鳥居が円山から流入して来るエネルギーの入口、そして第二鳥居と公園口鳥居は境内で増幅された風水パワーを札幌の街中に送り込む「気の出口」としての役割を果たしています。
 
ちなみに、「各鳥居別に金運や離縁など違うご利益があるのでは?」という問合せを時々いただきますが、これは風水的には何ら根拠なし。北海道神宮にも問合せてみましたが、こちらからもご利益の種類と鳥居は関係がないとの回答をいただきました。むしろ鳥居をくぐる時は私利私欲につながるような生臭いご利益は忘れ、ピュアな気持ちで神様の前に行きましょう。
 
2.参道を歩く時は中心を外す
参道の中央は「正中」といい、神様が通る道です。参道は中心を外して歩くようにしましょう。
 
3.手水舎(ちょうずや・てみずしゃ)でお清めを。
北海道神宮

手水舎では作法通り手と口のお清めを

参拝前にお清めが必要。参拝前に神門脇にある手水舎で口と手のお清めをしましょう。まず右手で柄杓を取って水を汲み、左手、右手を洗う。次に左の手で水を受け、口をそそぐ。最後に水をもう一度左手にかけて清め、使った柄杓を立てて、柄の部分に水を伝わらせてから柄杓を元の位置に戻してください。
 
4.参拝の作法
神前で軽くお辞儀をし、鈴や鐘を鳴らしてお賽銭を入れる。二礼して柏手(かしわで)を2回。お願い事を唱え、終わったら一礼(二礼・二拍手・一礼)。最後にもう一度軽くお辞儀をしてください。なおご神前は神様と対話する場所です。大声でおしゃべりしたり真正面で記念撮影をするなどの行為はNGですよ。
 

訓その2 北海道神宮最強のパワースポット・開拓神社参拝はハズすべからず

 
 

北海道神宮最強のパワースポット、開拓神社

松浦武四郎や島義勇(しまよしたけ)など北海道開拓に功労があった三十七柱を奉る開拓神社は、手稲山から本殿にして流入する「龍」(風水エネルギー)と藻岩山、円山を経由して円山側第三鳥居から入り込むエネルギーの2つが合流する最強のパワースポットです。本殿とあわせてこちらも参拝し、エリアに滞留する清々しい「気」を存分に吸収してください。
 
開拓神社

社殿横のご神木に、天からの光が…

参拝は、観光客が少なくエネルギーがピュアな早朝がおすすめです。鳥居や社殿脇のご神木に天からの光が差し込むなど、時として神秘的な光景と出会えることもありますよ。
 
なお、開拓神社についてはオールアバウトの記事「風水師が選んだ北海道のパワースポット18選」 も合わせてをご覧ください。
 

訓その3 北海道神宮例祭にみたま祭り…年間の祭事をフォローすべし

 
北海道神宮

神門に設置された茅の輪。参道では早朝ラジオ体操の姿も……

北海道神宮では元旦の初詣を皮切りに、節分祭の厄払いの豆撒き、6月30日の大祓式と茅の輪くぐり(神門に設置された茅の輪を3回通り抜けて、厄払いを行う)、そして早朝には地元の農産物や正月用品などを販売する屋台も出る11月23日新嘗祭など、札幌市民と密着した様々な行事が執り行われています。中でも見逃せないのが、6月15日の「北海道神宮例祭」と8月15日の開拓神社「みたま祭り」
北海道神宮

神門から出陣する神輿

「北海道神宮例祭」はその当日を挟んだ6月14日から16日までの3日間「札幌まつり」として市をあげて祝います。祭りのハイライトは最終日に行われる「神輿渡行(みこしとぎょう)」。四柱の御祭神を乗せた神輿を先頭に各地の山車や時代衣装に身を包んだ市民が列を連ねて札幌市内を練り歩き、沿道は多くの見物客で賑わいます。
開拓神社

国内最大級の開拓神輿

蝦夷地から北海道と名を改めた8月15日にちなみ、この日開拓神社では例祭である「みたま祭り」が行われます。こちらの見所はその重量4.5トンと国内最大級を誇る開拓神輿。200名にも及ぶ男女が大きなかけ声とともに威勢良くジャンボ神輿を担ぐその姿は勇壮の一言!機会があれば一度はぜひ見ておきたいものです。なお、開拓神輿の渡行は2年に一度で、2018年は8月19日に開催されました。
 
【北海道神宮の主要年間祭事】
1月1日 歳旦祭、初詣
2月3日 節分祭(豆撒きも開催)
4月~5月のGW期間 お花見
6月15日 例祭。これにちなんで14日~16日に「札幌まつり」が開催。16日には神輿渡御が行われます。
6月30日 夏越の大祓 この日を挟んだ数日間は、神門には大きな厄除けの茅の輪が設置されます。
8月15日 開拓神社例祭
11月23日 新嘗祭
12月31日 師走の大祓、除夜祭
 

訓その4 御朱印、お守り、おみくじなどのパワーアイテムを入手せよ

 
 

ずらりと揃ったお札、お守りの数々

神社で授与いただくお札やお守り、御朱印などは、風水の観点から見るとその場所のエネルギーが封入されたパワーアイテムと見なされます。北海道神宮でも神札や健康、交通安全、安産ほか可愛いキャラクターの肌守りなどたくさんお守りが社務所で求めることができます。
北海道神宮の御朱印

北海道神宮の御朱印

自分用もさることながら、家族や友人など大切な方の分も授与いただき、強力なパワースポット・神宮の「エネルギーシンボル」をお土産用にすると喜ばれることでしょう。
 

訓その5 北海道神宮限定のスイーツをチェックすべし

 
北海道神宮

神門横の島判官像

札幌まちづくりの祖、島義勇公。彼は明治政府から蝦夷地開拓の命を受け、御祭神となる三神の御霊を自ら背負いつつ苦労の末札幌の地に到着しました。その時円山(当時のコタンベツの丘)から原野であった札幌を眺め、100年後の札幌をイメージしながら「風水上の要の地として(筆者説)」現在の場所に北海道神宮を定めたとされています。
 
注:島判官と風水都市・札幌については、オールアバウトの記事「風水師が教える!札幌のパワーの秘密って?」 にて詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
  

六花亭の判官さま

そんな島判官にあやかって作られた北海道神宮の限定のスイーツが、六花亭の神宮茶屋で販売されている「判官さま」(1個税込100円、令和元年10月から110円)。蕎麦粉を使ったこの焼き餅は注文を受けてから店の焼き台で一つ一つ焼いてくれます。
  

新しくオープンした神宮茶屋

北海道神宮でもう一つチェックすべきお店は、令和元年9月1日にオープンした神宮茶屋。「森の和風カフェ」をイメージさせるこのお店では、札幌のきのとや、洞爺湖のわかさいも、旭川の壺屋、北見の清月など北海道神宮銘菓奉献会から選んだ和洋の様々なお菓子を販売しています。
  

ずらり並んだ北海道の銘菓

その中でチェックしておきたいのが、ここでしか手に入らない神宮茶屋限定のお菓子、きのとやサブレー福かしわ(1枚税込み118円)。
  

神宮茶屋限定のきのとやサブレー福かしわ

神前に供物を備える器として使われたという柏の葉をかたどった福かしわは、バターの芳醇なコクとほんのりしたサブレーの甘みが絶妙。店内カウンターで販売している神宮茶屋オリジナルブレンド珈琲(税込み250円)との相性も抜群ですよ。
 

境内に棲む「あの」アイドルにも注目!

 
北海道神宮

梅と桜の豪華なる饗宴

北海道神宮は大都市・札幌にありながら、円山山麓に位置するその広い境内には「北海道ながらの自然」に満ちあふれています。その中でのイチオシ見所スポットは梅林。例年4月末のゴールデンウィークにはおよそ250本の紅梅、白梅が一斉に開花。参道に咲く1,400本の桜とともに境内をピンクに彩るその風景は圧巻です。
北海道神宮

境内を訪れる野鳥たち

自然が豊かな境内の森にはカッコウやアカゲラといった野鳥が訪れます。そして、木の上にはこんな可愛い姿も。
北海道神宮

木々の間には、あのアイドルの姿も……

そう、北海道神宮の人気アイドル、エゾリスです。ちょっといたずらで人なつっこいリス君、参道を行く人にエサをおねだりしたり、時には開拓神社のご神前でパーフォーマンスを演じたりと、大忙し。
北海道神宮

境内で大忙しのリス君

かく申す筆者も、神宮早朝参拝の時リス君へのご機嫌伺いも忘れません。毎朝リス君と心の中でおしゃべりしているうちに何となくリス語がわかるようになり、今やすっかり「大親友」になってしまいましたよ。
 

オリジナルイラストマップとアクセスや駐車場、開門時間

【本稿で紹介したスポットの令和版オリジナルイラストマップ】
  

北海道神宮イラストマップ・令和版


 
【北海道神宮のDATA】
御祭神 
  大国魂神 (おおくにたまのかみ)
  大那牟遅神(おおなむちのかみ)
  少彦名神 (すくなひこなのかみ)
  明治天皇 (めいじてんのう)

開門時間
正月期間 開門 閉門
元旦 0:00 19:00
1月2日~1月3日 6:00 18:00
1月4日~1月7日 6:00 16:00
1月8日~1月31日 7:00 16:00
通年 開門 閉門
2月1日~2月末日 7:00 16:00
3月1日~3月31日 7:00 17:00
4月1日~10月31日 6:00 17:00
11月1日~12月31日 7:00 16:00

住所 
札幌市中央区宮ケ丘474 TEL 011-611-0261
アクセス          
地下鉄東西線・円山公園駅より徒歩15分
JRバス神宮前停留所下車
駐車場 
参拝の場合は1時間まで無料 (円山公園側・東駐車場はバス専用)
公式サイト 
http://www.hokkaidojingu.or.jp
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。