京都は名物にハズレなし!
京都名物は懐石料理以外にもたくさんあります!
京料理
京料理は季節の素材を生かした料理が中心です。とは言え、春だから鯛、夏だからハモ……というように、ただ素材の鮮度を重視した料理であれば港町でも味わえます。京都がそれらの街と違うのは、見た目の美しさにも徹底してこだわることです。
どのような色・形の器を使うのか、どのように料理を盛り付けるのか。味が美味しいことを「当たり前の出発点」として、どれだけ見た目を追求するか。それが京料理の真骨頂と言えるでしょう。その美意識が、店内のしつらえ(掛け軸や花、内装など)にも行き渡っており、舌だけでなく五感で味わうことを客側も求められます。ここでは入門編として、気軽に行けてリーズナブル、かつとっても美味しい和食店をご紹介します。■京料理 かじ
これぞ正統派! というような、折り目正しい季節の京料理が手軽に楽しめるお店です。割烹入門は、まずここからどうぞ。
住所:京都市中京区丸太町通小川東入ル南側
TEL:075-231-3801
営業時間:12:00~15:00(L.O.13:45)、17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日:水曜日
■枝魯枝魯 ひとしな
1皿1皿に驚きのある創作和食店。4000円弱のおまかせコース1種類のみの展開です。肩肘はらずにすむ気軽な雰囲気なので、デートなどにも使えます。
住所:京都府京都市下京区難波町420-7
TEL:075-343-7070
営業時間: 17:30~23:00
定休日:毎月最終月曜日
■京料理 たにぐち
街のど真ん中にあり、気さくな雰囲気の和食店。地元の上品なご婦人などがよく来ておられます。この場所で夜のコースは4000円からというのも驚きですが、昼の定食はさらに値打ちありです。
住所:京都市中京区四条大橋西詰柏屋町171
TEL:075-221-4742
営業時間:11:30~21:00
定休日:木曜日
おばんざい
おばんざいとは京都で日常的に食べるお惣菜のことです。京都は内陸地であるため、昔は新鮮な食材がいつも手に入るわけではありませんでした。そこで、上手に食べるための調理法や、調味料が発達したというわけです。野菜や魚などの素材をシンプルに煮たり焼いたりした素朴な料理が多いですが、素朴な料理だからこそ、腕前の違いが浮き彫りになります。煮込み料理のダシの味、焼き魚の塩加減、野菜料理の下ごしらえの手間など、一口食べれば「明らかに真似のできないプロの家庭料理」を知ることになるでしょう。価格も手ごろでおすすめです。祇園にある「おくむら」は、地元人も通うおばんざいの店で、リーズナブルに季節の味を楽しむことができます。昼は行列していることが多いです。
■四季の味 おくむら
わかりやすい立地も安心できるポイント。昼のランチもお得です。
住所:京京都市東山区西之門町563
TEL:075-541-2360
営業時間:11:00~14:30(14:00 LO)、17:00~21:00(20:00 LO)
定休日:月曜日