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JAL国内線ファーストは8000円の追加料金に(2ページ目)

2007年12月登場のJAL国内線「ファーストクラス」のサービスの詳細が発表。気になる運賃は、普通席の運賃プラス8,000円。充実の機内食、ラウンジの利用もできる新クラスに迫ります。あの森伊蔵も機内で飲めます。

執筆者:鳥海 高太朗

本革で自宅のソファ感覚を目指したシート

国内線ファーストクラス
国内線「ファーストクラス」シートは、白いソフトで上質の本革素材シートで、ご自宅のソファーのようにくつろぐことができます。
今回の国内線「ファーストクラス」は、ボーイング777-200型機の最前方に2-2-2の配列で合計14席が設置されます。シートの特徴としては、白いソフトで上質の本革素材シートを採用、ご自宅のソファー感覚で座っていただけるシートになっています。

リクライニングは最大42度ですが、アプライトポジション(離発着時など通常時)の状態で既にリクライニングは27度倒れています。またシートの前後間隔(シートピッチ)は約130センチ座席の幅は約53センチ確保されているので、搭乗した瞬間からゆったりとくつろぐことができます。

ガイドも記者発表会で実際に新シートに座らせていただきましたが、ゆったりとした本革シートが高級感を醸し出している印象を受けました。


座席の機能、アメニティーも充実

アメニティー
国内線「ファーストクラス」のアメニティー。専用のブランケットやクッション、スリッパは落ち着いた茶色に統一されています。
実際に座って、座席の機能も確認しました。まず確認したのがテーブル。木目調の大型テーブルは、食事はもちろん、ノートパソコンで仕事をする際にも広々と使うことができます(シート電源はなし)。それ以外にも、眼鏡やペンなどの身の回りの品を入れられる収納スペース、読書灯、可動式のカクテルトレーがあるなど、細かいところに気を配った座席の機能が備わっています。

機内用品やアメニティーは、落ち着いた茶色に統一。専用のブランケットやクッション、スリッパ、更に高音質の音楽を楽しめる専用ヘッドフォンなど、高級感溢れる各種アメニティが用意されています。


羽田ではダイヤモンド・プレミアラウンジが使える

ダイヤモンド・プレミアラウンジ
国内線「ファーストクラス」利用者は、羽田空港では最上級ラウンジ「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」が利用できます。
現在、JAL「クラスJ」、ANA「スーパーシートプレミアム」共に空港でのラウンジはマイレージプログラムの上級会員でなければ利用できません。しかし今回、国内線「ファーストクラス」ではラウンジの利用ができるようになります。特に羽田空港では、これまで年間7万マイル以上(もしくは80回以上の搭乗)の超多頻度乗客のみしか利用できなかった「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」への入室が可能になります。

ガイドも羽田空港の「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」を一度だけ利用したことがありますが、JALグローバルカード専用チェックインカウンター脇にある専用入口から入ると、最初にラウンジの受付となり、受付を済ませるとラウンジ内にある専用セキュリティーゲートで保安検査を済ませ、そのまま進むとラウンジ中の休憩エリアとなります。「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」はプレミアムビールや厳選したウイスキーや焼酎、高級アイスクリームも置いてあります。また早朝であれば焼き立てパンも用意されています。ラウンジ内は茶色でまとめられており、他のラウンジに比べて利用できる対象者が少ないこともあり、大変静かなラウンジで出発の時間までを過ごせます。マッサージチェアも完備されています。

国内線「ファーストクラス」は、ファーストクラス専用のチェックインカウンターも利用できるなど、出発前から扱いが違います。


最後のページでは、自慢の機内食と全便に搭載される森伊蔵について紹介します。
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