ユナイテッド航空の15,000マイルで石垣島へ

石垣島の白い砂と真っ青なビーチを存分にお楽しみください（写真は石垣全日空ホテル＆リゾート前に広がるマエサトビーチ）

いよいよ夏本番。既に沖縄は梅雨明けをして夏真っ盛りですが、東京から最も飛行機運賃が高く、青い眩しい海が広がる石垣島へ、ユナイテッド航空のマイレージプログラム「マイレージ・プラス」の15,000マイルで、ANA便を使って石垣島（那覇経由）へ行くことができます。アメリカ往復などで貯めたユナイテッド航空のマイルで石垣島へ夏を満喫するプランはいかがでしょうか。

ANAマイレージクラブやJALマイレージバンクの特典航空券とルールが異なるユナイテッド航空「マイレージ・プラス」のANA国内線特典航空券の予約方法や航空券の受け取り方法などについて紹介していきます。

JTAの羽田＝石垣直行便の特典航空券手配は至難の業

石垣島へ羽田から飛ぶ場合、JALグループで沖縄を拠点に運航する日本トランスオーシャン航空（JTA)が、羽田発はノンストップ、石垣発は宮古経由（宮古に経由するも、便名は変わらず、直行便と同等の扱い）での運航で、15,000マイルで特典交換できますが、羽田発の最長路線ということや、機材もボーイング737型機と小型である為にJALマイレージバンクのマイルで手配をすることは非常に難しくなっている現状です。記事執筆段階（2007年7月12日時点）では8月の羽田＝石垣線の直行便の特典航空券は全ての日で満席になっていました。

UA「マイレージ・プラス」なら那覇乗り継ぎでも15,000マイル

ユナイテッド航空をはじめ、ANAやスター アライアンス加盟航空会社便でマイルが貯められる「マイレージ・プラス」

直行便以外で石垣島へ行く場合は、那覇での乗り換えとなります。ANAマイレージクラブやJALマイレージバンクで羽田から那覇乗り換えで石垣島まで特典航空券を利用する場合は、羽田＝那覇間の15,000マイルに加えて、沖縄＝石垣線は那覇での乗り継ぎの特例が適用され、5,000マイルの追加で利用できることから往復20,000マイルとなります。

それに対しユナイテッド航空「マイレージ・プラス」を利用の場合は、同じ航空連合「スター アライアンス」に加盟するANAの国内線特典航空券として、羽田＝那覇＝石垣の旅程を15,000マイルで利用することができます。これは、ANAやJALでは15,000マイルで2区間という定義がありますが、ユナイテッド航空ではノンストップ便の運航がない路線（羽田＝石垣線のANAグループのノンストップ便は2006年11月で運休）については、乗り換えをしても1片道と定義するルールになっている為です。但し、ユナイテッド航空に電話をしてコンピューター上に出てきた乗り換えパターンでのみ利用できるようです。

恋人や友人にもプレゼントできる

石垣島の青い空の下でリゾートホテルライフはいかがでしょうか（写真は石垣全日空ホテル＆リゾート）

日系のマイレージプログラムと大きく異なるのが、日系では2親等以内（配偶者、親、子、兄弟、孫）に限り特典利用が可能であるのに対し、「マイレージ・プラス」ではマイレージ会員本人が特典予約することで、第三者も特典を利用できます。

つまり、友人や恋人など、家族以外の人も特典が利用でき、30,000マイルあれば、カップル（2名分）で石垣島をはじめ、日本全国へマイルで行けることになります。これは米系マイレージプログラムならではのルールです。


次のページでは、UAマイレージを使ったANA国内線特典航空券の予約方法・手数料について紹介します。