もっとおいしい! お菓子作りのための材料の基礎知識
お菓子は基本的に粉・砂糖・卵・バターというシンプルな材料から作られます。それだけに材料の良さがお菓子の味わいに素直に反映されるのです。ここではそれぞれのお菓子に合った適切な材料の基礎知識と、その特徴、保存方法などをご紹介します。もっとおいしい!ホームメードのお菓子作りに役立ててくださいね。お菓子作りによく使われるのは「薄力粉」
お菓子によく使うのは薄力粉
冷蔵庫は小麦粉がもっとも劣化しやすい環境の上、外に出した時に結露して湿りやすくなるので、常温で保存します。使う時はだまになるのを防ぐために、必ずふるいにかけてから使いましょう。
基本は食塩不使用バターを使う
お菓子は原則的に無塩バターを使用
マドレーヌやパウンドケーキ、クロワッサンなどバターの風味を生かしたお菓子には、より豊かな味わいの発酵バターを使うと、ワンランクアップのお菓子作りができます。
砂糖は焼き色をつけたり、生地をしっとりさせる
さらさらしたグラニュー糖は使いやすい
卵は新鮮なものを使いましょう
卵は新鮮さが大事
卵はMサイズで60g前後を目安にしています。また、DHA強化の卵など肥料に煮干し等を与えて育てた卵は、匂いが気になることがあるのでお菓子作りには不向き。植物飼料の卵を選ぶようにしましょう。
その他のよくお菓子に使う材料
■ベーキングパウダーお菓子作りに欠かせないベーキングパウダーとバニラエッセンス
■バニラエッセンス
カスタードクリームに風味付けするバニラエッセンスは香りが命。マダガスカルで採れるブルボンヴァニラが最高品質と言われています。そんなに大量に使うものではないので、高品質な添加物を加えていないものを選びましょう。他に香りづけとしてラムやキルシュ等、お好みのリキュールもあるとお菓子作りが楽しくなります。
■生クリーム
生クリームは純乳脂肪のものを選ぶ
保存は必ず冷蔵庫で、製造日から一週間前後までのものを使うようにします。お菓子のデコレーションには42%以上のもの、ムースなどにはやや食感が軽い35%以上のものが向いています。
■アーモンドパウダー
アーモンドパウダーを使うとしっとり、コクが出る
■コーンスターチ
コーンスターチを使うと軽い仕上がりに
ガイドからのワンポイント・アドバイス
プロのお菓子屋さんとは違い、採算を考えずに好きな材料を使えるのが、家庭のお菓子作りの楽しさでもあります。材料の質に左右されやすいカトル・カールやマドレーヌなどの焼き菓子は、ホームメードのおいしさが生きるお菓子です。材料はできるだけ鮮度が良い、良質のものを選び、早めに使い切れる量を買うようにしましょう。良い材料が揃っていれば、お菓子作りは半分は成功したも同然です。作りたいお菓子に合わせて、材料もその都度購入するよう心がけましょう。
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