旅館/宿・旅館関連情報

島旅のすすめ(久高島編)(2ページ目)

心を癒すための島旅のすすめ。沖縄の「神の島」、久高島に行ってきた。

井門 隆夫

執筆者:井門 隆夫

旅館ガイド

久高島に泊まりに行こう

海ぶどう丼
久高島の旅人は必ず食べる「海ぶどう丼」。沖縄そばつき。とても美味しい!

島の宿は4軒。そして、食堂が2軒。宿は原則として素泊まりなので、旅人は港近くの食堂で食事を取ります(朝食は事前に本島で何か買っておきましょう)。久高島の人気メニューは「海ぶどう丼」。海のキャビアと呼ばれる新鮮な海ぶどうにご飯がすすみます。夜は、とくじん食堂で泡盛を楽しみましょう。
二度目の久高島なら、民宿にトライ。でも、初めての方なら、夏には山村留学短期体験プログラムの子供たちで賑わう「宿泊交流館」がよいと思います。

久高島宿泊交流館
一階には久高島民俗資料館がある久高島宿泊交流館。事前に予約すれば久高島ガイドツアーも受け付けている。
清潔なユースホステルといった感じの立派な建物。周辺はグランドも整備され、島の文化センターとしての役割も果たしています。2階に宿泊者用和室があり、共用ですがシャワーもあります。夕食は、とくじん食堂まで出かけます。「外めし」が久高島滞在スタイルですからね。
翌日は、久高島の北端、カベール岬まで自転車を走らせましょう。昔、女神アマミキヨが降臨した聖なる場所です。途中、美しい星砂の浜やロマンスロードと名付けられた道を通ります。ただし、島中央のクボー御嶽は久高島の最高の霊地。男子禁制をお守り下さい。

ナビィさんのお守り
安座真港の待合所売店で売っている「お守り」。売店には久高島グッズや名産品も売っている。
久高島は、聖なる祈りの島。石ころひとつにも神が宿っています。何も持ち返ってはいけません。もちろん、ゴミを残してもいけません。とっていいのは写真だけ、残していいのは思い出だけ、ですね。
名残り惜しい久高島を後にして、本島の安座真港に戻ってきたとき、船着場で、ナビィさんの手作りのお守りが売っています。土地に恵まれない久高島に、昔、金の壺が流れ着き、粟や麦など七種の種子が入っていたという伝説にならい、ナビィさんのお守りには久高の種が入っています。



■久高島の情報
久高島ホームページ
Avance Special 久高島
久高島 -Wikipedia
離島ドットコム
久高島ガイド
2005年久高島の旅
久高島の位置 –Yahoo!地図情報
■久高島を書籍で学ぶなら・・・
日本人の魂の原郷「沖縄久高島」
■久高島はじめ沖縄の情報なら!
All About 沖縄
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