台湾を望む日本最西端の島「与那国」に泊まる。
民宿よしまる荘から眺める夕陽。台湾の上に落ちていく。 |
そんな今こそ、国境の宿に泊まりに行きませんか。島国日本に住んでいると、「国境」があることすら忘れてしまいがち。日本は島国ですが、「日本より隣国に近い地」があるのを忘れないでいたいと思います。
まずは、渡難(どなん)の島と呼ばれる日本最西端の島「与那国島」。
日本最西端の地、西崎から晴れた日には年に数回、石垣島より近く、111kmの距離にある台湾が望めるといわれます。
沖縄に帰属するまでの中世には、女首長が統治する独立国家だったそうです。日本が台湾を占領した当時は、砂糖の密貿易で繁栄した島、与那国。何事もなかったかのようにサトウキビ畑の穂が揺れるのどかな島には、朽ちた砲台など戦いの爪痕も散在し、国境の島だと実感できます。
この島の西側は、今でも日本ではなく台湾の防空識別圏になっており、与那国の空の一部は台湾空軍が守っていることになっています。これも国境ならではの緊張感ですね。
最近は、「Dr.コトーの診療所」のある島でも有名になりました。
テラスに吹く風が涼しい、民宿よしまる荘。 |
沖縄らしい白い鉄筋2階建て、1階和室は相部屋。2階には和洋のバス付き個室とコインランドリーがあります。
言わずと知れた日本最西端の宿。食堂の大きな窓からは日本で最も遅い夕陽が見られます。
与那国島は、海底遺跡などもあって、ダイビングのメッカでもあります。
この宿は、与那国ダイビングサービスを併設し、船も持っているので、ダイバーのお客さんが主流。でも、一般の方ももちろん泊まれます。
与那国には、もちろん、ビーチだってあります。カジキまぐろやヤシガニというグルメもある与那国。
お隣の波照間島は日本最南端。波照間については散歩ガイドの増田さんに案内してもらうこととして・・・。
まずは、西と南の「国境」を極めましょう!
続いては、北へ!
民宿よしまる荘
住所 沖縄県八重山郡与那国町与那国3984-3
電話 0980-87-2658
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