平成16年冬 あかん鶴雅別荘「鄙の座」 誕生
68室の観光旅館が、25室の鄙の座に生まれ変わった。 |
平成16年冬、新しいタイプの旅館が産声をあげました。「鄙の座」。
過去に閉鎖された68室の阿寒観光ホテルが、25室の新しい宿として現代に蘇りました。
この宿を経営するのは、道内でも屈指の評判を誇る「あかん遊久の里 鶴雅」。
全室に露天風呂とマッサージチェアを備える和室スイートスタイルの客間。 |
食事は、料理茶屋で、北海道のふるさと料理。オホーツク塩の塩蔵を館内に持ち、天然塩で味付けた地の魚介と旬の野菜、そして専属のパティシエのデザートでもてなされます。
地の旬のものを手塩にかけて料理した「阿寒キュイジーヌ」。 |
しかし、一泊二食で約3~4万円と安くはありません。でも通常の旅館に滞在する時間(寝ている時間を除く)を8時間とすると、連泊の場合は18時間。温泉旅館の場合の妥当な価格感度を一時間当り1,500~2,000円とするならば、時間消費できる大人なら決して高い買い物ではないのです。
懐かしい色と香りの土間から奥に続く鄙の座。土間にはコンシュルジュデスクがある。 |
そして、平成17年夏。いよいよ鄙の座に勝るとも劣らないスロースタイルリゾートが軽井沢に出現します。現代生活者が大切にする健康と環境、最近の言葉でいうLOHAS(Lifestyles of Health & Sustainability)を初めて意識した宿。その概要は、次ページ。