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究極の取り寄せ 『しろ魚』おどり食い(2ページ目)

テレビで見るか、現地で味わうか、または高級料理屋で味わう以外にお目にかかれない『しろ魚』を、山口県、萩から直送! 自宅でおどり食いを楽しみましょう!

執筆者:萩原 章史

■しろ魚のおどり食い



先ずは定番のおどり食いです。

※準備するもの:深めの鉢、しろ魚をすくうもの、ポン酢を入れる器

しろ魚は元気なので、浅い鉢だと外に飛び出します。深めの鉢を用意し、ビニール袋の中のしろ魚を水ごと移します。しろ魚はそれほど早く泳がないので、穴の開いた玉じゃくしや、小さな網のようなもので簡単にすくえます。

小鉢にポン酢を入れて、自分の食べる分のしろ魚をすくい、活けのままで口にかきこみます。

しろ魚はかなり元気に動くのでお箸でつかんで口に入れるのは大変です。必然的に豪快に口に『ちゅるちゅる』とポン酢ごとすする感じになります。あまりポン酢をたくさん入れると、しろ魚がポン酢の味になってしまうので、ポン酢は少な目がよろしいです。

ぬるぬるした感覚は一切無く、舌触りも激しく感じるものはありません。おどり食いはのど越しを楽しみますが、良くかんで味わうと上品で淡白な味わいがわかります。生のシラスのような濃厚な味わいはなく。シラウオのような苦味もありません。

おどり食いといっても別に喉や胃のなかで踊るような感覚はありません。口中で少しだけ動くかなという感じですから、それほどドキドキして食べるものではありません。たぶん、人間の先入観がおどり食いをドキドキの食べ方と思わせるのだと思います。


■しろ魚のフライ



次はフライです。

※準備するもの:小麦粉または片栗粉、揚げ油(淡白なもの)、塩

片栗粉か小麦粉をまぶしてさっと揚げて食べてみると、おどり食いよりも『しろ魚』の味がわかると思います。注意することは粉をつけすぎないこと、しろ魚の水をよく切ることです。しろ魚をザルに上げ、ペーパータオルで水気をさっと拭いてからお皿に入れます。上からまんべんなく粉を振ります。自信の無い方は目の細かなザルに粉をいれて振り掛けると失敗しないです。

普通の小麦粉ではなく、セモリナ粉にしてオリーブオイルで揚げれば、上品なフリットスというところですが、しろ魚自体が上品で淡白なので、香りが少なくさっぱりしたオイルで揚げるほうが、しろ魚の味わいが生きると思います。

あげたてに塩をはらりと振って頂きます。おどり食いと違ってじっくりと味わえますので、こちらの方がしろ魚の味を楽しめると思います。

他の料理としてはお吸い物や卵とじがおすすめです。

1回の取り寄せで190gほどのしろ魚が届きますので、いろいろな楽しみ方が出来ます。

まあ、何と言ってもこの素材はイベント用と思うのが良いです。新幹線や飛行機で萩や博多まで行かなくとも、季節の風物詩を楽しめるのは便利なものです。

■ 取り寄せ情報 ■

竹中一男さん
山口県萩市椿東梶ヶ原223-2
電話:0838-26-0066
ファックス:0838-25-1561
※しろ魚の漁は一定しないので、必ずお問い合わせ下さい。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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