家族のお弁当レシピ/肉の部位・選び方

豚肉の部位と特徴

日本国内で最も消費されている食肉と言っても過言ではない「豚肉」。その各部位の特徴やおすすめ料理をご紹介します。

執筆者:野上 優佳子

豚肉の部位と特徴

ビタミン豊富な豚肉
ビタミン豊富で体とアタマを元気にする豚肉(提供:日本食肉消費総合センター)

1.かた(シチューに)

角切りにして煮込むとおいしい「かた」
角切りで煮込むとおいしい「かた」
きめが粗く、硬めの肉質。脂肪分が多少あるので、角切りにしてシチューなどの煮込み料理におすすめ。




2.かたロース(カレーや焼豚に)

濃厚な味わいの「かたロース」
濃厚な味わいの「かたロース」
きめはやや粗く硬めで、コクのある濃厚な味わいの部位。筋を切ってから調理し、カレーや焼き豚、しょうが焼きなどに。




3.ロース(カツやハムに)

ヒレと並ぶ最上部位の「ロース」
ヒレと並ぶ最上部位の「ロース」
きめが細かく、適度な脂肪でヒレと並ぶ最上部位。外側の脂肪にうまみがあり、ロースハムの原料。とんカツや豚しゃぶなどにおすすめ。





4.ヒレ(カツやソテーに)

きめ細かくやわらかで脂肪の少ない「ヒレ」
きめ細かくやわらかで脂肪の少ない「ヒレ」
脂肪分が少なくビタミンB1が豊富で、きめが細かくやわらかい部位。カツやソテーなど、油を使う料理に。






5.ばら(ステーキに最適)

赤身と脂肪が層になり濃厚な味の「ばら」
赤身と脂肪が層になり濃厚な味の「ばら」
きめ細かくて口当たりもやわらかく、最高の肉質。ステーキに最適で、ローストビーフやしゃぶしゃぶにもおすすめです。






6.もも(ソテーや焼豚に)

脂肪が少なくきめ細かい「もも」
脂肪分が少なくきめ細かい「もも」
脂肪が少なくきめ細かい部位で、ボンレスハムの原料。ソテーや焼き豚におすすめ。ヒレに次いでビタミンB1が多い。






7.そともも(煮込み料理に)

「そともも」は薄切りや煮込み用に
「そともも」は薄切りや煮込み用に
きめが粗い部位で、薄切りや煮込み用に向いている。牛肉の「らんぷ」「そともも」に当たる。



【取材協力および資料提供】 財団法人日本食肉消費総合センター
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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