収納

衣替えの悩み退治に効く「ルルル」収納(3ページ目)

使い勝手のいい収納なんて後回し!とにかく今着る服を出さなくちゃ~になりがち。その「とりあえず」な衣替えが収納を混乱させるモト。いますぐ撃退しましょう!

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

ツールを使いこなす

収納の道具には、服をたくさんしまうためのものと、出し入れしやすくするもの、スペースを有効利用するものとがあります。道具に頼りすぎるのは考え物ですが、道具が服の入れ替えを助けてくれるなら使わない手はありません。そこでいくつかの道具を紹介しますが、全てのツールを使う必要はありません。住まいの事情と自分の都合に合わせて取り入れてみてください。また、同じ商品ではなく似たような商品を使ってみるのもいいでしょう。

ツール1:軽い布ケース

紙製の衣装ケースも軽いけれど、出し入れを繰り返すうちに変形したり傷みやすい。左:無印良品のソフトボックス 
来シーズンまで待機する服をしまう場所として、自分の背丈よりも高い位置にある空きスペースを使うことが多いはず。たとえばクローゼットの棚の上や天袋で、踏み台を使って上げ下げするような場所。そこまで持ち上げるわけですから、少しでも軽い収納ケースを選びたいものです。

よく見かけるプラスチックケースは丈夫なのですが重いことがデメリット。軽量化を考えると、キャンバスや不織布でできた布製のケースがオススメです。さらに抱えやすい大きさのケースを選べば、身体への負担は小さくなります。たくさんしまおうと思って大きめサイズを選びがちですが、いくら軽量ケースでも中身が満杯では重たくなって当たり前。価格的には大きなケースひとつで済ませたいところでも、出し入れのしやすさを優先して小を2個購入するのが正解です。

ツール2:折りたためるボックス

中身が分かるように荷物タグなどをつけておきたい。参考商品:>シーズストレージボックス【スタイルストア】 
オンシーズンになるとハンガー掛けのスペースが足りない、オフシーズンは保管場所がない。秋冬物は、年間を通して収納に困ります。それもそのはず春夏物に比べて嵩張るのだから仕方がありません。

本来なら、秋冬物は春夏物よりも持ち服の点数を減らしたいところですが、今すぐに処分しましょうと言われても心の準備ができていない。さりとて詰め込むにも限界が・・・・。
となれば、新たに収納ケースを買い足すしかありません。そんなときには、フタつきで見栄えのいいケースを選びましょう。これは、タンスや押入に収まらなければ部屋の片隅に置くことを想定してのこと。しかも、使わないときには折り畳んでしまっておけるタイプを選びます。

そして、このケースは置き場所によって使い分けを。高い位置や奥まった場所で保管するなら、着る頻度の低い服を、出し入れしやすい場所に置くなら、着る頻度の高い服をしまいます。服の中には年間を通じて着るものもあるので、通年服をこのケースにしまっておくというのも有効です。

さらに、衣替えがラクになるツールを活用しましょう。
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