収納

今あなたに必要な収納はA4サイズ

サイズを規格化すれば、グンと部屋が片づきます。仕事場でお馴染みの書類だけがA4サイズとは限りません。まだ気づいていないアレもコレも・・・男性も必見な収納法を紹介しますよ。

すはら ひろこ

すはら ひろこ

収納 ガイド

一級建築士

還暦過ぎても現役!建築・インテリア・整理収納の資格と経験による片付け術に定評がある。商品開発や収納用品のデザイン監修をはじめ、雑誌やテレビ、ラジオなどメディア出演多数。著書・監修書20冊以上、人気講師としてオンラインセミナーを開催。プロとして共働き主婦の目線から追求したメソッドが好評。

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書類整理とは限らないファイルボックス。その用途を広げる、自宅での使い方を紹介しましょう。A4のボックス使いをあなたも早速取り入れてみてください。

ファイルボックスできっかけを

ボックスという収納枠を決めると適量の目安に。当然ですがボックスはA4よりもひとまわり大きいサイズ。
カバン選びの時の基準になるのが、A4書類が入るサイズというのは男女共通のこと。仕事で扱い慣れているから、A4といえば誰でもイメージしやすい規格サイズでもあります。ちなみにA4サイズは、210×297ミリ。その書類を整理するフォルダーやボックスも仕事場では身近な存在ではないでしょうか。そのA4ファイルボックスを、自宅での収納道具として役立てる方法をご紹介していきます。

その前に何故ファイルボックスを使うのか、そのメリットについてまず確認をしておきましょう。
1.形が安定しないモノでも立ててしまうことができる
2.形やサイズがバラバラなモノでも、ひとかたまりとしてまとめることができる
3.用途別に分けやすくなる
4.規格サイズに統一することで整然と片づけやすくなる
5.モノの定位置ができて戻しやすくなる
6.扉のないオープンな本棚やラックの用途が広がる
7.棚に収まる量が自動的に決まって、それが棚の適量という目安につながる

そしてファイルボックスを使うことの最大のメリットは、整理整頓のきっかけをつかめることです。
ただ漠然と「片づけなきゃ~」と思っていても、何か手掛かりがないと取り掛かれません。その点でファイルボックスなら、どこでも誰でも手に入れやすいはず。まずは雑誌をボックスに収めてみることから始めてみれば、間違いなく整理整頓の手応えを実感できます。
そこから次の展開へと応用範囲を広げていくといいでしょう。

例えば、いつも床に置きっぱなしになりがちなモノもボックス使いで整理整頓できますよ。
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