収納

かさばる布団をチャッカリ片づける方法(2ページ目)

寝心地にこだわればヤッパリ布団派!という人に朗報。押入がなくても大丈夫。しかもインテリアになっちゃう片づけ方があったのです。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

使いながら片づける

衣替えの季節には、衣類ばかりではなく寝具も厚手から薄手へと入れ換える家庭が多いことでしょう。

ことに嵩張る冬物寝具をしまうときは、スペースに余裕がないと思い通りに収まらないことがあります。寝具の嵩を減らすために圧縮袋を使うという手がありますが、内部の空気を抜いてしっかりとチャックを締めておかないと、やがて空気を含んで少し膨らみだすことがありますので注意しましょう。

一方で発想を転換して、布団をインテリアに取り入れるという方法があります。
しかも、布団は四角くたたんで収納するものという固定観念を捨てれば、新たな活用法が生まれるのです。
そもそも布団自体は空気を含んでいるので、ちょっと強引にくるくる巻けば、筒状の形に成形することができます。そうすれば掛け布団が「ボルスター」と呼ばれるお洒落なクッションに早変わりというわけです。

敷き布団も折り畳んでシンプルなケースに収めて、掛け布団のボルスタークッションと組み合わせれば、ローライズなソファに生まれ変わります。
ただ単に布団をしまいこんでおくのは勿体ないので、ソファとして活用。さらに収納スペースにも余裕ができて、一石二鳥。 これなら女性でも持ち運べるので、寝室から居間へ移動して使うことも可能です。


巻いて立ててしまう

住まいによっては、布団をしまう押入がないという場合があります。

押入は奥行きが約90センチあるため、たたんだ布団をしまうには程良いサイズなのですが、クローゼットはそれよりも浅いので布団収納に困るのです。
そんなときにも、布団をくるくる巻けば立てて収納することができます。巻いた布団は幅広のヒモやベルトを使って留めてもいいのですが、市販されている布団用のラウンド収納ケースに収めれば、埃の心配もいりません。
高い場所に収納する場合は、横に寝かせておいてもいいでしょう。

布団派の方は、しまいやすくて部屋でも使いやすい、くるくる巻くスタイルに挑戦してみてください。

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