収納

切り抜きはキーワードで活かす(3ページ目)

新聞や雑誌で目に留まった気になる情報。切り抜いても、ゴッソリ溜め込んだままどこかに紛れてしまったり。時間が経ってしまえばゴミの山と化すことも。切り抜きを生きた情報にかえましょう。

すはら ひろこ

すはら ひろこ

収納 ガイド

一級建築士

還暦過ぎても現役!建築・インテリア・整理収納の資格と経験による片付け術に定評がある。商品開発や収納用品のデザイン監修をはじめ、雑誌やテレビ、ラジオなどメディア出演多数。著書・監修書20冊以上、人気講師としてオンラインセミナーを開催。プロとして共働き主婦の目線から追求したメソッドが好評。

...続きを読む

切り抜きは挟むだけ

ハンギングフォルダー専用のラックやボックスがあります。ジャンル別に見出の色を変えてもよいでしょう。
そこでもっと簡単な方法として、ハンギングホルダーに入れることをお薦めします。
2つ折りになっているハンギングホルダーとボックスを用意して、切り抜きをホルダーに挟むだけ。そしてホルダーの差し込みにインデックスを取りつければ、順番も分類も自由に変更できます。

但し、この方法の場合はインデックスに書き込むキーワードが重要です。
例えば、気になるレストランの切り抜きが何枚もあるという時に、キーワードとして「デート用レストラン」「レディースランチ」「クリスマスディナー」「いま旬な店」といった目的や行動と結びつけて活用できるネーミングを考えます。料理のレシピも仕事用の企画の資料も全て同じです。
そして、そのキーワードに当てはまる切り抜きは何枚でも同じフォルダーに挟んでおきます。ときには、2つのキーワードに当てはまることもあるので、その時にはもう一つのフォルダーにコピーを入れておいて、そのコピーにオリジナルがあるフォルダーのキーワードをメモしておきましょう。

この作業の中で、キーワードが思い浮かばないようなら、その切り抜き自体は保管する意味がないかもしれません。ただの紙切れになるようなら、わざわざ手間をかけるまでもなくその場で処分です。

切り抜いた紙ものは、必要な時にフォルダーごと取り出して中身をパラパラと検索します。お目当てが見つかったらその紙ものだけ抜き出して、使い終わったら元に戻すだけ。切り抜きをまとめる作業も簡単なら、使って戻す作業も簡単です。手軽にできる方法だからこそ、紙もの情報をフル活用できます。仕事にも暮らしにもお役立てください。

すぐ片づく「5分間『整理・収納』BOOK」(三笠書房)で、時間もお金もかけずにスッキリ・ライフを実践しましょう!

▼関連リンク
先延ばしにすると溜まりがちな紙ものをやっつける。【All About 収納】
ときには書類が増える時期もある。量を優先するなら臨機応変に。【All About 収納】
ママ、種類はなくさないでヨ!なんて言われたら。【All About 収納】
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで人気の収納グッズをチェック!楽天市場で人気の収納用品をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます