まだまだ減らせるストック
使い古したタオルやTシャツを、雑巾代わりに使ってから処分している人が多いことと思います。ところが、ここでも気をつけなければいけないのは、その雑巾予備軍のストック量です。たいがいの場合、雑巾として使うスピードよりも使い古しが貯まるスピードの方がはやいものです。おまけに、貯まるタイミングは引き出しを整理するついでの時に集中します。
その集中を予防するには、こまめに使い古しを雑巾に回して使いきることです。そのサイクルを上手く作れない場合、貯まった雑巾予備軍は残念ですが使わずに処分します。その目安となるのがストックする入れ物の大きさです。ストックする収納場所の邪魔にならないサイズで、目分量で枚数をパっと把握できる入れ物が良いでしょう。あとは、その入れ物をオーバーする量にならないように心掛けるだけ。
使い古しのストッキング、歯ブラシもどんどん貯まる。だからガンガン掃除に使いましょ。それでも貯まるなら良い加減で見切りをっ。 |
この割り箸も使わずに捨ててしまう前に、掃除道具として使うということは広く知られています。
それは割り箸にボロ布を巻き付けて輪ゴムで固定すると、細かい部分掃除用のグッズになるという使い方です。サッシの溝、ガラスの入った扉の桟、便器と床のきわ、水道の蛇口廻りなど。
ところが、この割り箸ストックも例外ではありません。貯まるスピードが早いのです。今後は「割り箸はいりません」と断った方が良いでしょう。部分掃除に使うための割り箸ではありませんから。
コレくらいのストックなら大丈夫、やがて使えば無駄にはならない。その考え方の積み重ねが「すっきり」の敵。「いつか」「やがて」よりも「今」を大切にする暮らしへ切り替えましょう。
そしてもう一つ。最小限のストックが分かったら、置き場所も決めておきたいものです。「ここが空いているから」と、その都度で場所が変わるようでは意味がありません。ペーパー類、電池・電球、洗剤などを1箇所にまとめるか、グループごとに覚えやすい所を定位置にしてください。
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