収納

はみ出し禁止でラクするリビング掃除

猫の手も借りたい年末がやって来ました。大掃除という言葉だけで憂鬱な気分?その前に下ごしらえと根回しをしておけば今年は悠々楽々。自分だけで抱え込まない片付けミッションをご紹介します。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

上から下へと舞い降りる埃で部屋の隅っこにワタ埃が。床に転がったペンを拾い上げようとしたら、埃まで一緒についてきたっ!そんな経験をした人は数少ないことを願いたいところですが、床にモノを置きがちな人は要注意。床置きのモノは埃を吸い寄せています。これから読もう聴こうと思ったのに、本やCDを手に取った途端にクシャミっ!ハウスダストに敏感だったら大変です。

床にモノを置いていると掃除機がかけにくいから、あいている床面だけをまあるく掃除。掃除機で吸い取ったものの、床置きのモノ周辺には埃だまり。これを繰り返していると、床掃除よりも床置きモノの埃とりで細々と手間がかかることになります。いつか片付けようと思っていた床置きモノ、その「いつか」がとうとうやって来ましたよ。

本や雑誌の床置き一掃ミッション

植木鉢を置くためのキャスターベースは室内でもモノ置き場に使えます。収納容器の底に自分で貼りつけるタイプのキャスターはホームセンターで。
読みかけ、読まねば、切り抜こう....そして床置きを指定ポジションにしてしまいがちなモノ、それが本、雑誌、新聞、CD。近ごろは床に近い位置でくつろぐスタイルが多いせいか、ヒョイヒョイ床にモノを置いてしまいます。

そんな床置き癖を心得ている人なら、もう既にキャスターを使って床置きモノをまるごと移動させる技を使いこなしているはず。更にもう一歩進んでクリーンなお部屋をつくるには、床置きを一掃させましょう。

床置き一掃のために、まず手をつけるのは所有している本や雑誌、CDの取捨選択から。新規に家具を買ってしまう前にです。

取捨選択の際に必ず出合うこんな場面は要注意。今年を振り返ってみて全く手にしなかったモノ、あることすら忘れていたモノを改めて眺めながら、色々な思いにふけってしまいますが、ここで惑わされてはいけません。本当に大切なモノなら目につく所に置いていたはず。棚の隅や奥にしまい込んでおきながら、今さら宝物のように扱うのは如何なもの?
と自問自答しながら、いまある持ち物を全て収納スペースに収めて床置き一掃。

選びに選んだ結果、どうしても持っていたいモノが多すぎるという時にはレスキュー収納で凌ぎましょう

床置きの次は、脱ぎっぱなし服の一掃法と家族をその気にさせる方法です。
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