決断するには順番があった
まず、タンスや引き出しの中に収納されている衣類を部屋のなかに広げるのですが、部屋のスペースに応じて衣類を一抱えごと収納から取り出して、リストラの作業に入ります。リストラすると言っても、やはり長年愛用していた服や値の張ったモノは決断力が鈍るというものです。そんな時には心を決めやすいモノから手をつけることにします。
その即決しやすい衣類というのは以下のものです。
・シミや変色があったり布地の傷み度合いが目立つ
・サイズが合わない
これらは手に取ったら5秒で、あらかじめ用意したゴミ袋か段ボールに入れ込みます。そこで、じっくり眺めて考えていると、決断できなくなるので瞬発力で判断してください。大切なのは一目で見きるスピード感。そのリズムに乗り始めると、今までそれらの不用な衣類に対して抱いていたこだわりをスイスイ振り切ることができるのです。
そんな弾みがついてきたところでいよいよリストラの核心へ。
その核心的な衣類とは、見切るタイミングを逃して今まで引きずってきてしまったもの。
捨てない理由は数々あれど捨てる理由は一つ。その応えはあなたの心の中に。 |
・高かったから
・どこも傷んでいないから
・いつか着られるかも
・殆ど着ていないから
・あの時に着た服だから
などです。
これまではこうした気持ちを大切にしていたのですが、不用な衣類を見切るペースができていると既に考え方にも変化が生まれます。それは、衣類を所有しているだけではスペースがもったいない、そういう気持ちに切り替わるのです。収納スペースに余裕があって保管できるならば良いのですが、そうではないなら現役もしくはこれからの衣類の方を優先した方が良いに決まっています。
このように進めるリストラ作業は、一気に進めてさっさと終了させましょう。所要時間は3時間が限度。週末の午前中ならお昼前には片を付けて、爽やかな気分でブランチなんて如何ですか。
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