収納

週末10分で乗り切るプチ衣替え

暖かい日があるかと思えば再び冬に逆戻り?と寒暖の差に惑わされがちなこの時期。その日の天候にあわせた服選びや衣替えってどうしたら?と悩んでいませんか。そのお悩み、週末10分で解消しましょう。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

春先の天候は4日周期。気温が上昇した翌日は雨、その次の日は風が吹いて気温が下がって、4日目に風がやんで気温が上がり始めるという4日ごとに天候が変化するそうです。ちなみに三寒四温の7日周期から4日周期へと切り替わる時期は3月上旬とか。
そんな季節柄を考慮すると、冬物から春夏物へと一斉に切り替えるような衣替えにはなかなか踏み切れないもの。そこで、天候の節目をとらえて徐々に衣類を入れ替える方法こそが、現実的な衣替えと言えます。

これなら週末の隙間時間を使って、10分ほどで済ませられるプチ衣替えと言えるでしょう。
 

丈の長いコートから

衣替えと言っても、実は服の種類によって入れ替えるタイミングが異なります。天候の変わりやすい時期だからこそ、小分けのプチ衣替えがオススメ。

日中の最高気温が15度を越えるような日が到来したら、ウールやカシミア、ダウンの丈長コートはそろそろ出番が少なくなるはずです。そんな気配を感じた週末には早々にクリーニング店へ持ち込んで、そこからが春の衣替えのスタートです。
小物をグループで収納するにはラベルを使って中身を表示。更に中身が見えるメッシュかごを使えば単純明快。
さらに、土ごもりしていた虫が土中から這いだしてくる啓蟄の3月6日頃には、毛皮類の手入れをして仕舞う準備に入った方が良いでしょう。
但し丈の短いコートは、肌寒い日に羽織ることが予想されるので暫く天候の様子を見ながら待機させておいて、桜が開花する頃にスプリングコートへと切り替えるタイミングを見計らって交代させます。
それに合わせて手袋とマフラー、帽子の手入れをすませ、冬用小物として一緒に仕舞ってください。

このまとめて仕舞うという点がポイント。シーズン小物は、オフの期間中はお目にかかることがないので、次のシーズンになると仕舞い場所の記憶が曖昧になっていることが多いのです。ですから、寒くなったら使いたくなるモノが芋蔓式に取り出せる方式にしておくことが衣替えのコツです。

では次なる入れ替え衣類のポイントはこちらです。
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