一生モノのオシャレ土鍋で、一人鍋に、ホームパーティに
お財布が寂しいときに便利なもやし。それをたーっぷり使ったヘルシーな一品です。最後の〆には、中華麺が抜群です。レシピは次回以降の記事でご紹介します。 |
冷蔵庫に残っている食材を切って、鍋にまとめて放り込んで、煮込んで、お好みのたれにつけて食べる鍋料理。簡単で、冷蔵庫の整理にもなって、栄養もたっぷり摂れるので、冬場には欠かせないメニューのひとつという一人暮らしさんの声もよく聞きます。
そんな一人鍋愛好家におすすめしたいのが「Emile Henry/ココット・タイ」。土鍋というと和のイメージですが、こちらはフランス生まれ。和食にも、洋食にも合わせやすいオシャレなデザインです。
内径26cmは大きめに思うかもしれませんが、これくらいだと一人鍋に大きすぎず、数名の鍋パーティにも小さすぎず、使いやすい。ちょっとお値段は高いですが、冷凍に直火調理に、電子レンジにオーブンにと使える丈夫さは、一生モノとも言えるでしょう。
この土鍋で作ってみたのは、豚もやし鍋。一人暮らしに嬉しい激安食材・もやしをてんこ盛りに入れて、そこから出る水分だけで煮込んだ節約&簡単鍋です。詳しい作り方は次回以降のガイド記事にて紹介します。
また、冬のおもてなし料理には鍋料理がおすすめ。土鍋とカセットコンロを用意して、あとは材料さえ揃えておけば、みんなが集まってから煮込めばいいので、準備も簡単。みんなで同じ鍋をつつきあえば、会話も弾んで、盛り上がること間違いありません。こんなオシャレな土鍋があれば、それだけでテーブルコーディネートもばっちり決まりますよね。
土鍋を長く、大切に使う方法
便利な土鍋ですが、使うときには気遣いが必要土鍋。火にかけるときは、必ず食材や水などを入れてから。一気に加熱すると、ひび割れの原因になります。 |
● 使い始めにはお粥を炊く
鍋を使い始めるときは、ひび割れやニオイ移りを防ぐために準備をします。鍋の7分目程度の水を入れ、そこにご飯を入れて、弱火でコトコト1時間程度煮込みます。火から下ろして、冷めるまで置いて、中身を捨て、きれいに洗ったら、完全に乾くまで自然乾燥にしてから使い始めましょう。
● 土鍋は急な温度の変化に弱い
陶器である土鍋は急な温度の変化で割れてしまうことがあります。底が濡れている状態で火にかけたり、中に何も入れずに空焚きをしたり、熱いままの土鍋を濡れたふきんや水につけるのもダメです。洗うときは、完全に温度が下がってからにしましょう。
● 完全に乾かしてから片付ける
土鍋は吸水性があるため、洗ってすぐに片付けると、その内部に含んだ湿気からカビが生えることがあります。一度ふきんで拭いたあとは、自然乾燥でしっかりと乾かしてから、片付けましょう。
● ひび割れてしまったら、もう一度お粥を
それでもひびが入ってしまったら、使い始めと同じ手順でもう一度お粥を炊きます。そうすることで、ひびの間に糊状になったお粥が入り込み、補修することができます。
クリスマスや忘年会、新年会と、集まりの多くなる季節です。外でぱーっと騒ぐのもいいけれど、一人暮らしの部屋に招いて、時間もお金も気にすることなく、みんなで鍋をつつきあうのも楽しいもの。
一人の食卓はもちろん、仲間との楽しいひとときにも大活躍する土鍋。あなたのキッチンにも、おひとつ、いかがですか。
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