スープは自在にアレンジ可能! もっと美味しく食べる
基本は野菜などの具材をぽんぽん放り込んで、ことこと煮るだけ。だから、その中に入れる食材や味、だしなど、自分の好みでいろいろとアレンジできるのが、スープのいいところなんです。あなたなら、どんなスープにする?「こんなの合うの?」という意外な組み合わせが美味しかったりすることもあります。食材のマッチングを楽しんで。 |
スープの材料はここに書かれているものと同じものでなくても、もちろんOKです。自分が好きな食材や、外食をしたときに美味しかったものなど、自分で自在にアレンジしてみてください。例えば、このスープなら、魚介の代わりに豚肉を入れてみたり、長ねぎやしいたけ、さやえんどう、ピーマンなども合うかもしれません。
干ししいたけの戻し汁はそのまま捨てずに、だし汁として使ってみて。味に深みが出ます。 |
同じスープを食べ続けなくても、毎度作るスープが同じでは、やっぱり飽きてしまいますよね。だしを変えれば、まるで違った味が楽しめます。中華スープを作るのに、基本となるのは鶏がらスープですが、その他にもホタテやエビなどの風味のスープの素も売られています。干ししいたけの戻し汁などをだしに使っても美味しい。中華食材には豊富な種類がありますので、いろいろと揃えて試してみるのもおすすめです。
中華食材は種類が豊富。組み合わせることによって、味も風味も変わります。 |
今回はしょう油とオイスターソースでの味つけを紹介しましたが、調味料を変えると、また味が変わります。例えば、さっぱり食べたいなら塩こしょうのみ、ピリ辛にしたければラー油や豆板醤、甘辛い中華味噌である甜麺醤(テンメンジャン)などを使うのも美味しいです。また、しょうがやにんにく、ごま油やねぎ油など、風味を変えてみても、また食欲が湧いてくるでしょう。
よく溶いた卵をスープに落とすと、柔らかな味になります。同じ味に飽きてしまったときに。 |
ここでのスープはたくさん作り置きして、楽して自炊をするのが目的ですが、さすがに同じ味を毎日食べていたら飽きてしまう。そんなときは具材をプラスして、見た目や味をちょっと変えてみましょう。例えば、溶き卵を落としてみたり、春雨を加えてみても合いますよ。さらに栄養豊富なスープになります。
水溶き片栗粉でとろみをつけます。熱が保てるので、寒い季節にぴったりです。 |
さらっと飲めるスープもいいですが、とろみのついた中華風スープもまた美味しい。特に寒い冬場におすすめです。くつくつ煮えているところに水溶き片栗粉を加え、さっと混ぜます。片栗粉を多めに加えて固めにすれば、あんかけのように。とろみのあるスープは、いつまでも熱々のまま食べられます。
次のページでは、スープの食べ方を変えて、もっと美味しく。忙しいときでもスープさえあれば、自炊生活も実現できます!>>次のページへ