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結婚式の日取り【常識・非常識】(2ページ目)

結婚式の日取りを決める時、本人たちはもとよりも、ご招待する方たちの都合や年齢層などをしっかりと考慮して決めたいもの。主催者側から、日取り選びのポイント・体験談をお伝えします。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

六曜(ろくよう)とは?

結婚
迷信とは分かっていても良い日柄にこだわる?
六輝(ろっき)とも呼ばれています。中国の小六任という迷信がその原型とされていますが、日本に伝わって以来、時代とともに名称や意味が作りかえられています。

この六曜、お日柄の良い日・悪い日として、今でも行事の日取りを決める時に大きく影響されています。

大安(たいあん・だいあん) →すべてが大吉。婚礼OK。
先勝(せんしょう・せんかち)→急いで吉。午前は吉、午後は凶。
友引(ともびき・ゆういん) →凶事を忌む。朝夕は吉、昼は凶。
先負(せんぶ・せんまけ)  →平静を保って吉。午前は凶、午後は吉。
赤口(しゃっこう・しゃっく) →祝い事は大凶。正午は吉朝夕は凶。
仏滅(ぶつめつ)      →万事が凶。葬儀、法事はOK。

出典「冠婚葬祭とマナー大事典」成美堂出版

六曜にまつわる体験談

■ケースその1
大安吉日、日曜日の友人の結婚式に出席。まぁその日だけでなんと12組の結婚式がありました。まるで花嫁さんのドレスの品評会。流れ作業な感じがして、係りの方たちが目まぐるしく動いていました。

■ケースその2
仏滅の日に結婚式、披露宴を行いました。祝日だったのに、格安料金、もちろん混んでいないのでサービス満点。前後に予約が入っていなかったので「時間が延長しても気にしなくていい」と言われ得した気分になり、大満足の結婚式でした。

■ケースその3
知人の住職さんに「仏教上では仏滅に結婚式を挙げるのは忌むことではない」と言われました。しかし相手の両親に「仏滅は避けて!」と反対され断念しました。

■ケースその4
「教会式に仏滅は関係ありません」ホテルのスタッフに言われて、気にせず仏滅の日に結婚式をしました。また「一番悪い仏滅の日に式を挙げるんだから、もう最悪の状態にはならない。これからは良いことしかありません」とエールを贈ってくれました。

■ケースその5
親戚の結婚式が、成人の日だったため、ホテルの美容室は着付けする人で満杯状態!最悪の状態で着付けをしてもらいました。


仏滅、真夏、真冬のオフシーズンは避けて当然。だからこそ反対に格安料金、サービスも行き届くのでねらい目かもしれません。当人はもちろん周囲の反対もなければ、あえてこの日を選ぶのも賢い選択かもしませんね。
<関連リンク>
結婚式・披露宴のマナー
春のブライダル(お呼ばれ編)
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