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結婚式の日取り【常識・非常識】

結婚式の日取りを決める時、本人たちはもとよりも、ご招待する方たちの都合や年齢層などをしっかりと考慮して決めたいもの。主催者側から、日取り選びのポイント・体験談をお伝えします。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

結婚
お日柄(六曜)を気にするかどうかは、周囲の意見も取り入れてよく考えること。
若葉のさわやかな香りに心おどる季節、結婚式のシーズンが始まります。この結婚式の日取りを決める時、本人たちはもとよりも、やはりご招待する方たちの都合や年齢層などをしっかりと考慮して決めたいもの。

今回は主催者としての立場から、日取り選びのポイントをしっかりとお伝えします。

 

みんなが来やすい日を選ぶ

結婚式の日取りは、半年前から遅くとも3ケ月前に余裕を持って決めたいもの。お日柄の良い日は当然予約も殺到します。

■招待客の方への心づかい
最近は従来のホテル、式場以外にゲストハウスやレストランなども増えてきています。お日柄にこだわらなければ、1カ月前でも予約できることも可能です。しかし結婚式の準備と招待客の都合を考えるとなるべく避けたいもの。挙式1カ月前に突然招待状を送られても、すでに当日予定が入ってしまっているという可能性は考えられます。

結婚式や披露宴は当人だけが満足してはいけません。招待客や周囲の方が準備できる時間などを考慮することもマナーと言えます。

■吉日にこだわる?
最近の傾向は、「大安吉日」にこだわらないものの、年配の方などお日柄を重視して、縁起を気にされる方も少なくありません。やはり結婚は当人だけではありません。その後の親戚づきあいも考えると、両家でよく話し合うべきです。

■ジューンブライドは幸せになる?
「6月の花嫁は幸せになる」と言う言い伝えもヨーロッパならでは……。日本でもこの風習が取り入れられ、6月は結婚式のシーズンと言われています。しかしあいにくこちらは蒸し暑い梅雨の時期。足元の悪い中での挙式を考えると、お客さまを招くのも慎重に考えてはいかがでしょうか。


日取り選びの常識・非常識

■酷寒・酷暑→NG
礼装で外出する招待客にとって、猛暑の時期は避けたいもの。またこの時期は、夏休みやお盆、お正月と季節の行事が重なるもの。なるべくはずすのが得策です。

■連休の中日→NG
3連休のど真ん中は、招待客にとってはいい迷惑。ゴールデンウイーク中も考えものです。土日どちらかというと、土曜日の方が人気です。(あくまでも一般的な考え方ですので、ご了承を!)

■日帰り可能な午前中→OK
遠方からの招待客は、日帰り可能な午前中が助かります。どうしても無理な場合は、前日または当日の宿泊の手配を当然するべき。


縁起を担ぐお日柄とは?体験談もご一緒に!次のページで>>>

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