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切らずに円満!親戚づきあいの新常識

親戚にどんな嫌な人がいようと一生つきあっていかなくてはなりません。結婚していれば、血族はもちろん、姻族ともお付き合いすることも。今回はそんな親戚と上手におつき合いできることを考えてみました。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

親戚
親戚とは、血族(けつぞく)、姻族(いんぞく)の総称です。
gooランキング・恋愛&結婚ランキングの「結婚することに不安・心配を感じてしまうことランキング(2007月12月実施)」で、1位に輝いたのは「親戚づきあい」。結婚すると好き嫌いにかかわらず、一生付き合う関係である人がかかわってきます。つまり「親戚」です。

人柄や性格があわないといって、おつき合いを断ったりすることは、よほどでない限りできないものです。今回はそんな親戚と上手におつき合いできることを考えてみました。


親戚だからと甘えてはいけない!


普段の生活の中では、直接かかわることはあまりありませんが、親戚があつまる機会といえば、冠婚葬祭の行事の時ぐらい。特に「婚」「葬」関連行事は親戚が一同に会する場面が特に多いので、その時のマナーなど、きちっとした対応ができていないと、親戚でのあなたの評価が当然悪くなります。

普段どんなに正しくマナーを守っていても、この時に失敗すると、親戚中で「常識がない」なんて言われてはたまりません。子ども時代から知っているおじさん、おばさんに大人になってからも、いつまでも子どものつもりで接して甘えていませんか?

おじさん、おばさんの立場から見ても、あなたはいつまでも子ども時代のあなたであり、当然一人前と見なされていないかもしれません。

一年に一度、また何年も会わなかった親戚の人たちといつまでも良い関係を築くポイントは、それなりに気遣いと努力が必要。会う機会があまりないからこそ、冠婚葬祭の行事の席での立ち振る舞いをバッチリときめておきましょう。


どのへんまで親戚付き合いする?


まずは親等のおさらい
自分から見て
1親等→親
2親等→祖父母・きょうだい
3親等→叔父(伯父)と叔母(伯母)・甥と姪・ひ孫
4親等→いとこ・祖父母のきょうだい

たとえば、○○回忌の法事での席。「あの人誰?」と思っていたら「あなたはどなた?」と聞かれて、名乗ったものの、聞かれた相手は誰なのかわからない。普段よほど交流がなければわからないのも当然です。

お正月にそれぞれの親の家にきょうだいが集まり、新年のあいさつを交わすといった関係が、普段の親戚づきあいの範囲。だいたい4親等まで。一般的に、七五三や入学・卒業祝いなどは、この4親等までとなります。

しかし遠くに住んで、あまり普段からお付き合いがなければ、最低限にとどめても大丈夫。反対に関係の深さにこだわらず、特別な存在の人ならば、親戚でなくともお付き合いは大事です。

結婚式やお葬式は、もう少し範囲を広げる必要はありますので、リストを作り、普段から忘れずにチェックしておくことをおすすめします。


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