お正月に食べると縁起がいい
おせち料理の名前にも、ひとつひとつ意味がこめられています。元旦に祝うおせち料理に詰まっているのは、無病息災と子孫繁栄の願いを祈ったものばかりですよね。黒豆→無病息災 | 数の子→子孫繁栄 | 田作り(ごまめ)→豊年豊作祈願 |
昆布→喜び事 | 伊達巻き→文化発展を願う縁起物 | きんとん→財産が貯まる |
蓮→見通しが聞く | エビ→長寿 | 金卵→金銀財宝 |
紅白なます→お祝いの水引(平和) | たたき牛蒡→豊年・息災 | 橙(だいだい)→代々の語呂合わせで子孫繁栄 |
八つ頭→人の上に立つ | 紅白蒲鉾→赤は邪気を白は清らかな心の意味。初日の出 | お多福豆→福を招来する |
鯛→めでたいの語呂合わせ | ごぼう→放念と息災 | 里芋(サトイモ)→子宝 |
最近のおせち料理の傾向は
ひとつひとつ、いろんな意味をもつおせち料理。 |
しかし、その土地や家風によって、昔から受け継がれてきた我が家だけの特別な味。慌ただしい年末の台所から煮しめの香りが、部屋いっぱいに広がって、胸が躍ったあの幼い頃を思い出します。
お正月には遠く離れた家族が集い、感謝と祈りをこめて新しい年を祝い、そして神様にお供えしたごちそうを皆でいただく。忙しく過ごす現代において、一番大切なことを忘れないでおきたいものです。
<関連サイト>
・All Aboutおせち特集