出棺の時に気を付けること |
遺族や親族の最後のお別れが済むと出棺ですが、一般会葬者にとって故人を見送る最後の儀式になります。焼香が済んだら早々式場を後にする人もいますが、これはマナー違反。出棺は出来るかぎり見送るようにします。
出棺は告別式が終わってもすぐに行われません。その間一般会葬者は外で待ちますが、久しぶりに会う知人・友人と話しこんでしまわないように注意しましょう。また、寒い時期などの場合はコートを着ていてもかまいませんが、出棺時には脱ぎましょう。
棺が運び出され霊柩車に乗せられ、遺族の挨拶がありますのでここでも静かに聞きます。霊柩車を見送る時は合掌または黙礼します。
火葬場へ同行する場合 |
火葬場へ行くのは遺族や親族など近親者、ごく親しい人だけです。同行を希望する場合は、事前に世話役などに話しておきましょう。直前になってかってに遺族たちの車に乗ってはいけません。配車の都合で、乗れる人数がぎりぎりの場合もあります。
また、喪主側から「どうぞご一緒に」と声をかけられた場合でも必ずしも同行する必要はありません。同行できないなら「申しわけございませんが、時間の都合がつきませんので…」と丁寧に断ります。
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