敬老の日は九月の第三月曜日ですが、この日は皆さんも老人福祉に対する理解と感心を高めるとともに、これまで社会に貢献してきた方々をいたわる気持ちを大切にしたいものです。長い経験から得た仕事や人生についての意見、知識、知恵を学び取りこれからも老人とのこころの通い合いを大切にしていきましょう。
また、遠方にいる祖父母に花束などを贈ってみてはいかがでしょう。電話で声を聞かせてあげるだけでも十分。公園に散歩に誘ってあげるのもいいのではないでしょうか。せめてこの日だけでも老人をいたわる気持ちを大切にしたいものですね。
>>>長寿のお祝いは、還暦から
長寿をお祝いする事を賀寿(がじゅ)といいます。長寿のお祝いは、一般的に還暦からお祝いしますが、平均寿命が伸びた現在では、還暦を迎えたといってもまだまだ現役で活躍している方も多いことでしょう。人生五十年と言われた頃は、還暦である六十一歳を迎えることはめでたいことで、頭巾や赤いちゃんちゃんこを贈ってお祝いしましたが、現在では年より扱いを嫌う人も少なくありませんのであまり贈らないようです。最近では誕生日祝いとして習慣にこだわらず実用的なものをさりげなく贈る事が主流のようです。
>>>本格的な長寿のお祝いは古希から
本格的に長寿をお祝いするのは古希や喜寿くらいからのようです。古希のお祝いは、現役でがんばっている方もそろそろリタイヤする頃だと思いますが、お祝いの品を贈る際はライフスタイルを考慮することも必要です。最近では健康維持のためにスポーツジムやプール、ウォーキングなどで汗をかいている方も多いようですのでシューズなどの品物なども喜ばれます。
また、旅行などが好きな方は旅行券、グルメ通な方などはお食事券などがいいのではないでしょうか。あまりしきたりにこだわらずに、本人の気持ちが明るくなるようなその方にあった品物を贈るといいと思います。逆に趣味のきっかけをつくってあげるのもいいかもしれませんね。