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巣立ちをお祝いしよう!就職祝い

学生生活に終止符を打ち、これから実社会に巣立つ就職は社会への第一歩。祖父母や親の兄弟姉妹など身内でお祝いを。御祝い金を贈る場合の贈答様式やお祝い返しについて解説しています。

執筆者:中山 隆司

学生生活に終止符を打ち、これから実社会に巣立つ就職は社会への第一歩。筆者が社会人になった時もお祝いをしていただき、いろいろ励ましていただきました。あれからもう二十年も経ってしまった……。新社会人のみなさん、初心を忘れてはいけませんよ。

就職祝いも、入学や進学と同じで一般的には、祖父母や親の兄弟姉妹など身内で祝うもの。学生の時に就職で必要な物を全部そろえることは基本的には無理(筆者の場合も無理でした!)なので、役立つものをピックアップして、贈ります。

贈る品は、いろいろあると思いますが、まず思い浮かべるのがスーツ、ネクタイ、靴、カバン、時計など。でも、本人の好みもあるので、事前に聞くほうが無難。筆者もネクタイを頂きましたが、いまだに一度もつけてないものもあります(ゴメンナサイ)。本人が好きな物を選べるギフト券や現金を贈るのが一番喜ばれるのではないでしょうか。

また、身内以外の場合で、友人・知人などでは基本的には贈らなくてもマナー違反にはなりませんが、ごく親しい場合では5千円から1万円ぐらいが目安。

御祝い金を贈る場合の祝儀袋の様式

■表書きは
就職祝…「御祝」・「御就職御祝」

■水引は
赤白(5本か7本)、結びは花結び(蝶結び)または鮑結びを用いるのが基本です。贈る時期は内定が決まってから初出勤までぐらい。

のし紙は結びは花結び(蝶結び)、水引は赤金(5本か7本)を用いるのが基本です。

■お祝い返し
主に身内のお祝いなので、基本的にはお返しをしません。本人から直接お礼の手紙は書くようにしましょう。入学や進学では電話でもかまいませんが、社会人としての自覚も兼ねて礼状を送るようにしましょう。筆者の場合、お世話になった方に初給料でお酒を贈りました。

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