結婚式・披露宴マナー/結婚式・披露宴マナー

結婚お祝い品のタブー

結婚でのお祝い品でタブーとされる品物とは。キーワードは「切れる」「割れる」。避けなければならない数字とは?品物のセット数も気になります。

執筆者:中山 隆司

結婚のお祝いを現金で贈る場合に「4」「6」「9」の数字は出来るだけ使用しない方がいいことを説明しましたが、結婚でのお祝い品でもこのようなタブーとされる品物があります。キーワードは「切れる」「割れる」です。まず、「切れる」ですがこれは刃物で代表される包丁やナイフ、ハサミなど。「割れる」これは鏡などです。

ただし、贈る相手が普段より親しい間柄で、希望するのであれば問題ありません。また、壊れ物(グラスや陶器)も現代では人気も高く気にすることもありません。品物もセットで贈る場合偶数は避けます。1ダース、1ペアは一組と考えますのでこちらは大丈夫です。また、4個、9個は避けたほうが無難です。

「切れる」ものでの包丁はタブーとされていますのでこのような品物をできるだけ親しい友人におまかせするのも1つの手です。実は筆者も18年前に結婚した時に、親しい友人などに別々にあれこれと希望の品物をお願いした経緯があります。やはり、そのほうが合理的ですしせっかく頂けるものですから出来るだけダブリは避けたいと思いました。

筆者の場合、観葉植物を部屋に置きたいと思いお願いしました。その観葉植物も現在元気に育っています。18年経った今でも元気に育っている観葉植物を見ると当時の思い出が蘇ってきます。そんな記念になるような品物をぜひ、贈ってあげましょう。

また、贈る時期は遅くとも挙式の1週間位まえに。当日迄に贈り物が間に合わない場合は、その由をひと言お断りして後日贈る方がよいと思います。挙式当日の持参はかえって迷惑になりますので気をつけましょう。

最後にインターネットのメールを利用したギフトシステムを紹介します。相手のメールアドレスに自分で作成したギフトカタログを送り、相手の住所が分からなくても、ギフトを贈ることができるサービスです。あなただけのカタログで贈る事ができます。



<関連記事・コラム>
・披露宴の招待状の返事の書き方
・結婚式、出席するべきか否か?
・披露宴に招待されていない場合
・結婚祝いの品選びや贈る時期は?
・披露宴に出席、お祝い金は?
・ご祝儀袋の表書きとマナー
・結婚祝いの袱紗の使い方と柄選び
・スピーチを頼まれたら
・忌み言葉に気をつける
・ギフトを探せる、贈れる総合サイト
・結婚を祝うブライダルギフトと引き出物by ギフトガイド
・こだわりのギフト選びby All About スタイルストア
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます