●6● 洗濯液に衣類をしっかり沈める ネットに入れた衣類は水を吸収しにくいので、洗濯機にポンと入れただけでは、浮いてしまって洗剤が浸透していないということがあります。 繊維に洗濯液がしっかりとしみ込むように、ここは全てを洗濯機まかせにするのではなく、洗濯槽に水が入った状態のときに一度蓋を開けて、 中の状態を確認、手でネットに入った衣類をしっかりと洗濯液のなかに沈めるようにしましょう。 ●7● 柔軟剤をプラス 柔軟剤を入れることで、よりふんわりと仕上がります。また柔軟剤には静電気を防ぐ働きもあるので、ほこりをつきにくくしてくれます。 気になる毛玉の予防策にもなりますよ。 ※柔軟剤を入れるタイミングを正確に行うことが大切です。洗濯機の自動投入を利用しましょう。 ●8● 型を崩さず、陰干しに 脱水が終わったら、すぐに干すようにします。洗濯機のなかでほうったままにしておくことはしわの原因に。 干すときは、セーターは型がくずれないように、平らな場所に形をととのえて干すようにします。 ハンガーを使う場合は、袖をダラリとたらさないで。乾いたときに袖も首回りもダラリと伸びてしまいます。 マフラーやストールを干すときもセーター同様に、ダラリとたらさないで、ある程度たたんだ状態でハンガーや物干しにかけて干すようにします。 また、必ず陰干しにします。ウールへの直射日光は色あせや黄ばみの原因になるからです。 ●9●仕上げはスチームアイロン セーターは最後にもう一手間かけることで、仕上げにダンゼン差がつきます。 セーターから少しアイロンを少し浮かせた状態(←ここがポイント)で、形をととのえながらスチームアイロンをかけます。 蒸気で繊維の目がそろい弾力性が回復して、ふっくらとした風合いになりますよ。 ●10● 収納 アイロンをかけたら、しっかりと乾燥させてから収納します。 防虫剤も忘れずに。 お疲れさまでした~。 たくさんあったチェックポイントですが、ひとつひとつはとっても基本的なことばかり。 上手なお洗濯で来シーズンも、お気に入りのセーターやマフラーなど冬のおしゃれ着アイテムを楽しみましょう♪ ■次は革の衣類とファー小物のお手入れ法をcheck。
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