家事/家事関連情報

ウールのアイテムふんわり仕上げ(2ページ目)

おうちの洗濯機で、セーター・マフラーなど冬物衣類の代表「ウール製品」をふんわりふかふかに洗い上げましょう♪縮み・ゴワゴワとはさようなら。来年もとっておきのお気に入りを楽しみます。

執筆者:上高 千恵子



お洗濯を始める前に...
まずは衣類に付いている取り扱い絵表示をチェック。
「液温は30度を限度とし、弱い手洗いがよい。」という意味です。30度のお湯で手洗いをする、という意味ではありません。
「ドライクリーニングができる」という意味です。ドライクリーニングに出さないとお手入れできない、という意味ではありません。
※↑の手洗いマークでも、洗濯ネットに入れて全自動洗濯機の手洗い(ドライ)コースを使用することで、ほとんどのウール製品は洗うことができます。

そして、次にきちんと仕分けをします。 ウールの衣類はおしゃれ着洗い専用の中性洗剤を使って洗いますから、ふだんの洗濯洗剤でほかのものとといっしょに洗うことはできません。 水流もふつうのお洗濯とは異なり、よりソフトな水流でやさしく洗います。

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気になる汚れは正しい前処理が大切
汚れが目立つ・気になる部分には、洗剤の原液を少しだけつけ、指先でトントンとたたくようにして汚れを浮かせます。
セーターの汚れやすい部分である袖口・胸元・首周りは要チェックです。
このとき、肌触りが悪くなる原因となるごしごしもみ洗いや、長時間のつけおき洗いは厳禁ですよ!

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洗濯ネットと衣類は1:1
まとめて洗いたいからといって、何枚も同じ洗濯ネットに入れてしまうと、洗剤がまんべんなく行き渡らなくなってしまい、汚れ落ちにムラができてしまいます。
また、洗濯ネットには、中で衣類が動かないようにするという大切な役目もあります。
一枚のネットに一枚の衣類を、ネットと同じサイズになるようにたたんで入れてください。 たたむときは、汚れが気になる面が表に出るようにたたむと効果的です。
※マフラーやストールのフリンジ部分は内側になるようにたたんでネットに入れるようにします。

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水温は30度以下
先にありましたように、この絵表示の意味は「30度以下で洗う」ということ。 お風呂の残り湯をお洗濯に使うご家庭も多いと思いますが、その温度はほんとうに適温ですか? 30度というのは思った以上に冷たいものです、残り湯の温度を一度確認してみるといいですね。実は40度もあったなんてこともありえます。 必要以上に高温のお湯でのお洗濯が、実は"縮み"の原因になっていることが多いのです。要注意!

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水流はソフト
洗濯機の取扱説明書を今一度確認してください。 最近の洗濯機は機能がとても豊富です。豊富過ぎるがゆえに、まちがったコース選択をしている場合も。 ウールの衣類を洗う場合の適切なコース設定を確実に行ってくださいね。

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