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おひな様の飾り方&しまい方(3ページ目)

大切なおひな様は大切な思い出。きれいに飾って、丁寧にしまいたいですね。おひな様の飾り方としまい方のポイントを、ひなまつりの由来とともにまとめました。

執筆者:上高 千恵子


 おひな様のしまい方 
時期   「ひなまつり」が終わったら、雛人形はすぐにしまうようにします。 いつまでも出したままにしておくと、お人形を痛めてしまうことになりますし、婚期が遅れるということも昔から言われています。 これはこどもに「後片付けは早くするもの」という習慣を教えるため、という説もあります。
ポイント集   お天気
お天気の悪い日は空気中の湿気が多いため、カビの原因となり おひな様が汚れてしまう場合がありますから、 お天気が良く空気が乾燥した日にしまうようにしましょう。

順番
基本的には飾った逆の順にしまうようにする(下の段から)と早くしまうことができます。

お人形のほこりを払う
まずは、筆のほぐれたものや毛ばたきでお人形の顔や着物・持ち道具についたほこりをよく払いましょう。

お人形の顔に触らない
飾る時と同様に、顔に直接手を触れないように気をつけて。

お人形の持ち物を外す
おひな様の持ち物はとても小さいので、なくしてしまいやすいものです。 段毎にまとめてビニール袋等に入れ、どの段のものかを袋に記してしまっておくと、次に飾るときに便利です。
また、お人形から持ち物を外す際には、顔に当てないよう十分注意しましょう。

お道具・調度品はきれいに拭く
ほこりをよく払ってから、乾いた布で台やお道具・調度品類をきれいに拭きます。

やさしく包んで
お人形の顔は綿や柔らかい布で包みます。ティッシュペーパーでもOK。 髪に注意しながら、ふんわりと軽く包みます。
型くずれさせないよう、胴体も紙か布で包んでおくようにします。 着物のすそ部分はシワになりやすいので注意して。

箱への納め方
お人形を箱の中に納めるときは、隙間にうす紙等のやわらかい紙を丸めて詰め、中で動かないようにします。

防虫剤
直接お人形に触れないよう注意して、箱の上部に入れるようにします。 防虫剤はお店で指定されたものを使うと安心です。 量は少なめに。
収納場所   極度に乾燥したり湿気の多い場所は避けて保管します。
室内温度が高くならない、寒暖の差が少ない場所。 直射日光が当たらない、風通しがある場所が、おひな様の収納に最適な場所。  押入の上段や天袋などの高い場所がいいですね。
すぐにしまうことができない時は   ひなまつりが終わったら、おひな様を後ろ向きに飾ってあげてください。 こうすることで、おひな様は眠っていることになります。。。
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       CHECK
ひなまつりの由来 CHECK
おひな様の飾り方

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  家事のプラスワン  0039  
 大切なおひな様は、秋口のよく晴れた日に虫干しをして乾いた空気と風に当ててあげることができるとベストですが、押入れを開け放って箱の蓋を開けてあげるだけでもいいのです。 

illustrated by L.O.V.E


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