バッタ
以外に感じるかもしれませんが、バッタも夏の昆虫です。知っているようで知らない人が多いバッタ。この夏、飼ってみるのも楽しいかもしれません。 この写真は、2000ピクセル以上のフリー素材集さんからお借りしました。素敵な写真をありがとうございます。 |
バッタの卵とか幼虫とか聞いてもイメージできない人が多いかもしれません。外国には成虫のまま冬を越すバッタもいるそうですが、日本のバッタはカブトムシと同じように地面の中で卵のまま冬を過ごし、春になってから幼虫になり、成虫に育っていきます。ただし、バッタは蛹(さなぎ)にはなりません。成虫と同じような外観の幼虫になるのです。
すごく身近な生き物なのに、バッタについて知らない人は大勢います。
バッタが何を食べているのか、あなたは知っていますか?
バッタは草を食べます。でも、プラケースなどで飼育するときには草だけでなく、水分補給にもなりますのでりんごなどの果物を切ったものも少し入れてください。プラケースには土を入れ、乾燥してきたら霧吹きなどで湿らせるようにします。秋になると、バッタは土の中に卵を産みます。土が乾燥しないように霧吹き等で湿らせながら、暖かい部屋の中にプラケースを置いておけば、翌年の晩春には幼虫に出会えることでしょう。
バッタよりも古くから、多くの人に飼われてきた夏の昆虫もいます。次のページでは、日本人ならきっと誰もが鳴き声(羽音)を言えるであろう鈴虫を紹介します。