基本的な鳥の飼い方について学べます
私が初めて買った鳥の本はセキセイインコの本でした。購入時にセキセイインコの相談が多かったからだと思うのですが、小学生の頃友達が飼っていたセキセイさんの印象が残っていたからかもしれません。もう何年も前に購入した本ですが、今でも読み返すことのある飼育本です。 |
ただし、あまりに漠然とした考えしか持っていないと、第1章でくじけてしまうかもしれません。第1章では、解剖学的に鳥を解説していたり、ペットとしての鳥の歴史を紹介していたりします。これらの知識も是非身につけて欲しいと思うのですが、「飼いたい」という気持ちばかりが大きい場合には読む順番を変えるといいかもしれません。
誰が見ても楽しめるのは麗しい鳥さんの写真が豊富な第3章の図鑑です。読んでて辛くなったならば、第3章の写真を見て気分転換をするといいかもしれません。第3章では、鳥の写真を掲載するだけでなく、鳥ごとに簡単な説明もされています。
飼い方について知りたい方は、第2章の飼い方についてから読むと読みやすいかもしれません。「基本的なこと」とは言いましたが、エサの選び方や毎日の世話についてなど、飼うために必要なことは書かれていますので、勉強できると思います。
残る第4章では健康管理について説明されています。鳥の飼い主さんにとっては、動物病院だけでなく鳥屋さんからペットショップになったお店などで鳥の健康管理について情報を得ることができますので、これだけでは満足できない情報量かもしれません。
こんなことを思うのは私だけかもしれませんが、鳥屋さんからペットショップになったお店にはものすごく鳥に詳しいお父さんがいることが多いので、本で調べるよりペットショップに行く方がいいのではないかと思ってしまうことがあります。鳥を安心して診てもらえる動物病院を見つける前に飼っている鳥の具合が悪くなった場合、ペットショップに相談に行く飼い主さんは少なくありませんので、私以外にも同じことを思う人はきっといると思うのですけどね。
--> 麗しい鳥たちの写真に癒されます