鳥の飼育本について思うこと
ちょっとお高いけれどもその価値がある「鳥の飼鳥大図鑑」。鳥好きな方でしたら必ず楽しめると思います。 |
種類によってまったく違う飼い方をする必要がある鳥たちを、同じ「鳥」だからと1つにまとめるのには無理があります。無理してまとめてしまった飼育本は、読む私たちにとって物足りない本になってしまうおそれがあります。
物足りない本を買うお金があったら、そのお金でペットのおもちゃの1つも買いたいと思うのが飼い主でしょう。私自身、何千円もした本が物足りないものであったときに、返品しようかと思ったことが何度かあります。こういう失敗を繰り返さないために、私は本の選び方を変えるようにしました。
鳥の本を買う場合、飼っている鳥もしくは興味のある鳥に関する飼育本(セキセイインコの飼い方だけの本や文鳥だけの飼い方の本など)と、今回紹介するような鳥全般について書かれている本や図鑑の両方を購入することをおすすめします。
このとき、最初に1種類について書かれた飼育本を購入してください。その1冊を読むうちに、鳥の基本的なところをある程度学ぶことができます。そして、その知識をもとに鳥全般について書かれた本や図鑑を立ち読みすると、すでに知っていることばかりなのか、新たな情報があるのか判断しやすくなります。
また、図鑑を購入する場合は、どういった種類の鳥が多いかを確認してから購入するといいとも思います。鳥は種類がすごく多く、3,000~5,000円ぐらいで購入できる図鑑だと、たぶんページ数の関係とかだと思うのですが、自分が好きな鳥がほんのちょっとしか載っていない場合があります。
今回紹介する本「鳥の飼鳥大図鑑」には、フィンチ類の写真が多く掲載されています。きっと、フィンチ類を好きな人は楽しめる図鑑です。でも、猛禽類を好きな人にとっては図鑑としての楽しみは少ない本だと思います。
本屋さんでの立ち読みは、あまりよろしいことではありません。でも、買うからには何度も見返したくなる本を購入したいものですので、お店の方に迷惑にならない程度に立ち読みして、自分が欲しいと思っている本により近い飼育本や図鑑を選んでください。
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