小動物/小さなペット関連情報

ケージの選び方(5ページ目)

どの種類であっても、小さなペットを飼うときには必ずケージを用意する必要があります。今回は、哺乳類および鳥類に限定してケージの特徴や選ぶときのポイントを紹介したいと思います

執筆者:村田 亜衣

網状ケージに向くペット

リス用ケージ
リスの生態を考え、登ることももぐることもできるように作られたケージです。見ている方も、これだと新たな発見があるかもしれません。
いろいろな小さなペットがおりますが、種類を問わず向いているのは網状ケージと言えるでしょう。小さなペットには湿気を好まない種類が多く、また、飼い主とふれあいやすい網状ケージが向いていると思います。

特に、樹上で暮らすシマリスやモモンガなどの小さなペットや鳥類は網状ケージがお薦めです。また、樹上性ではないものの、網を登る心配のないウサギやモルモットも網状ケージがお薦めです。

樹上性ではないのに網を登ってしまうおそれがあるハムスターなどは、落下事故を起こさないように壁面の下10cmぐらいにアクリル板などを貼っておくといいかもしれません(アクリル板はホームセンターや100円ショップで売っています)。

水槽ケージに向くペット

ほとんどすべての小さなペットには網状ケージが向く、と書いたばかりですが、水槽ケージが向く種類もいます。ピグミージェルボアのようにとても小さなペットは、水槽ケージで飼う方が安全です。

また、敷材をたっぷり入れてペットに潜って遊ばせてあげることも考えるならば、水槽ケージがいいでしょう。シマリス用に市販されている網状ケージと水槽ケージがくっついたケージのように、飼い主の飼い方に合わせて両方のケージを使うこともできます。

種類を問わず、保温を必要とするベビーや雛にも水槽ケージが向いています。ただし、ベビーや雛に使うのは一時的なことですので、安価なプラケースでいいと思います。プラケースは、夏の終わりなどの安売りされるタイミングで、いくつかのサイズをそろえておくと便利でしょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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