これから、獣医さんを困らせているであろう飼い主の4つの行動を紹介します。もし自分の行動に思い当たるところがあったら、かかりつけの動物病院といい関係を維持するために改善した方がいいかもしれません。
獣医さんに言われたことを覚えていない
動物病院でペットを診てもらうとき、獣医さんからペットの病状や治療法などについて説明を受けることがあります。このとき、しっかりと説明を聞くことができればいいのですが、多くの飼い主さんはペットのことが心配で、ペットのことばかり気になってしまい、説明を聞き流してしまうことがあるようです。たぶん、こういうときって説明を聞き流している意識もなく、単純にペットのことで頭がいっぱいになっていて、獣医さんの説明を聞くことができなくなっているのだと思います。
でも、だからといって聞き流していいわけではありません。病気の原因について説明されたのを聞いていなかったならば、原因を無くすことができず、治療しても再発させてしまうかもしれません。治療方法についての説明を聞いていなかったならば、ペットにとってより良い治療方法を選ぶことができないかもしれません。
ペットが病気のとき、飼い主は心配でしょうがないものです。心配すぎて、ほかのことをしっかり考える余裕が無いこともは多々あると思います。でも、獣医さんからの説明や指導をしっかりと聞かなければ、ペットの健康を守ることは難しくなってしまうおそれがあります。獣医さんが説明や指導をしてくださるときは、意識して気持ちを切り替え、先生の話を聞くようにしましょう。
なお、小さなペットでは経験はないのですが、犬と猫については血液検査の結果の読み方についての相談を何度も受けたことがあります。どの結果が何を意味していて値はどれぐらいなら正常なのか知りたくて相談してくる気持ちはすごくわかるのですが、これは動物病院でしっかり聞いてくるべきことだと思います。
たぶん、動物病院で説明されているのだと思います。けれども、ペットのことで頭がいっぱいな上に聞きなれないアルファベットの記号で、理解するまで聞くことができないのだと思います。血液検査結果の読み方は調べることができるでしょう。けれども、ペットの治療経過や病状を考慮して結果を読み取ることは飼い主には難しいです。聞きなれない獣医学用語や難しい話を説明してもらうときは、メモを取らせてもらうなどして、聞き逃さないようにしてください。
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