写真協力 : らんげるはんす島の猫たち 掛川花鳥園で撮影したオニオオハシさんだそうです。 |
オニオオハシ学 名:Ramphastos toco英 名:Toco Toucan (Toucan) 分 布:南アメリカ (ブラジル、ボリビア、パラグアイなど) の熱帯雨林 分 類:キツツキ目オオハシ科 サイズ:55~65cm 寿 命:平均20年 |
「オオハシ」と聞いてもどんな鳥かイメージできなかった方でも、オニオオハシの写真を見れば、どこかで見たことがあるのではないかと思います。20cmにもなる大きなくちばしと鮮やかな色合いがどこかユーモラスで美しく、いろいろなキャラクターに使われたり、映画に登場していたりします。 オニオオハシはオオハシの仲間で1番身体が大きく、以前は「オオオオハシ」と呼ばれていたそうです。好奇心が旺盛で遊び好きな鳥で、5~10羽ぐらいの群れでにぎやかに暮らしているそうです。鳴き声はとても大きく、また、飼育スペースに広さを求められるので、ペットとして飼うのは難しいです。 大きなくちばしを使えば身体の小さな小動物を捕まえることができそうですが、彼らは果物をメインに食べています。大きなくちばしは重そうに見えますが、中はスポンジのような作りになっているそうで、重くはないそうです。もし重かったら、きっとバランスを取ることができず、飛べない鳥になっていたかもしれません。 寿命を平均20年と書きましたが、ペットとしての飼育では20年を超えることは少ないようです。それだけ飼育の難しい鳥だということなのでしょう。文献によっては寿命が30年だったり40年だったりするのですが、これらはペットとして飼われている場合の寿命ではないでしょう。 なお、オオハシの仲間は40種いると言われております。すべては無理な気がしますが、できるだけ多くのオオハシの仲間をここでも紹介したいと思っています。 |