サプリメントの注意点
ヨウムはカルシウムとビタミンD3を多く必要とする鳥です。 |
同じサプリメントでも製品により成分の含有量は変わります。必ずパッケージの成分含有量を確認し、飼っているペットの必要栄養素量を補える製品を選びましょう。成分含有量を確認せずに与えてしまうと、補うためのサプリメントが特定の栄養素を過剰に摂らせてしまうおそれがあります。
サプリメントには、粉状のものと水に混ぜて与えるものがあります。粉状のものはごはんに混ぜて与えるタイプになりますが、ミルワームやコオロギなどの昆虫にまぶして与える場合は、まぶしてから30分以内に与えるようにしましょう。30分以上経過してしまうと、コオロギは身体についた粉を落としてしまいます。
水に混ぜて与えるタイプのものは、日光(紫外線)によって栄養素が劣化するおそれがあります。ケージの置き場所や水の設置場所を工夫して使うといいでしょう(講師の先生は、水溶性のサプリメントはおすすめしない、とおっしゃってました)。
ペレットは鳥の種類で選ぼう!
セキセイインコはカルシウムとビタミンD3を多く摂り過ぎてしまうおそれがある鳥です。 |
ペレットは、飼い主にとっては扱いの簡単なフードです。でも、鳥は種類が多く、種類によって必要な栄養素量は変わりますので、1種類のペレットで何種類もの鳥のごはんをまかなうのは無理があります。飼っている鳥の種類でペレットは選び、数種類の鳥を飼っているならば数種類のペレットを使うことを検討してください。上手に使えば、ペレットは飼い主の負担を減らし、鳥さんの健康を維持するアイテムになると思います。