飼い主の視点で作るペット用品
私はフェレットを飼っていますので、フェレット用品を扱うオンラインショップはいろいろ見てしまいます。フェレットの寝床となるハンモックだけでも、ショップによって工夫がいろいろあり、フェレットの好みや行動を考えて作られているものが多くあります。そして、気がつけば私は、ペットショップで買うよりもオンラインショップで買うことの方が多くなっていました。個人のオンラインショップで扱う手作り商品は、ペットショップに並んでいる商品と違い、飼い主の視点で考え、作られているので、ペットに喜んでもらえる商品が多いように思います。大きなメーカーさんに比べたら商品市場の調査などは少ないだろうと思うのですが、ペットを飼っているからこそ知っているペットの好みや行動を考えて作られている商品だからだと思います。
手作りで作るだけに大量には販売できないと思いますが、飼い主視点で作ることができるというのは、売れる要素を持った商品を作れるということだと思います。
個人ショップの成功例
ペットに安全な製品を使いたい。ペットが快適に過ごせる製品を使いたい。ペットが好む製品を使いたい。どれも飼い主ならば考えたことのある意見だと思います。そして、市販されている製品に物足りなさを感じたり、工夫して使うことを考えたりするうちに、自分で製品を作ってしまった人たちがいます。ガイドサイトINDEXの鳥類グッズ・ショップで紹介していますかじかじ大好き!を見たことがありますでしょうか?
「安全なおもちゃを与えたい」という思いから、いぐさのおもちゃを作って、オンラインショップで販売を始めたお店です。今では、多くのペットショップで商品が扱われるようになり、ペット用品の開発・販売をする個人ショップの成功例と言えると思います。
ペットへの思いや商品への熱意を持つことができれば、あなたも手作りから始めるペット用品の開発・販売者になれるかもしれません。
趣味の延長から始めることができます
安全なおもちゃやペットの行動や嗜好を考慮したペット用品は、手作りから開発・販売をすることができます。大掛かりな機械や大金をかけなくても、趣味の延長からできるのです。もちろん、商品については考える必要がありますし、開発段階ではペットにモニターをやってもらう必要もあるでしょう。でも、趣味の延長から始められますので、始めやすいペットビジネスだと思います。大きなメーカーが相手だと難しいかもしれませんが、ペット用品の輸入販売もやりやすい時期ではないかと思います。優れた製品を扱う外国の小さなメーカーには、日本へ輸入したいと考えているところもあります。そういうメーカーが相手であれば、個人での輸入販売も可能でしょう。
ただし、輸入方法や輸入にかかる費用を検討する必要がありますので、輸入販売については簡単にはじめることはできないかもしれません。けれども、自分が気に入っていてほかの飼い主さんにも是非勧めたいペット用品があるならば、検討してみるといいと思います。