あなたの生活水準を下げることなく、あなたにできるペットビジネスがあるのかどうか、これから紹介するいろいろなペットビジネスの中から探してみてください。また、ペットビジネスは飼い主であるあなたが望むサービスを提供するビジネスでもあります。自分の望むサービスを提供するビジネスを起業することができるかどうか、調べてみるのもいいでしょう。
最近のペットビジネス市場
全体的に見て、今のペットビジネスはあまり思わしくない状況にあります。数年前までのペットブームは去り、新しくペットを飼おうという人は減ってきています。特に小さなペットたちは、外来生物法やげっ歯類の輸入規制などの法的な規制や、鳥インフルエンザなどのズーノーシスなどにより、流通している個体数が減ってきており、ペットショップは厳しい状態にあると言えるでしょう。けれども、生体を扱わないペットビジネス、たとえばペット保険などは業績を上げています。小さなペットではありませんが、いっしょに旅行やアウトドアで遊ぶことができる犬をターゲットにしたドッグランやペット専用ビーチなど、ペットといっしょに過ごすことや楽しむことを目的としたビジネスにおいては、アイデア次第でこれからどんどん伸びるものがあると思います。
ペットビジネスと言われてペットショップを思い浮かべる人は多いと思いますが、今のペットビジネス市場ではペットショップは経営が難しい状況です。これからペットビジネスを始めたいと思うならば、ペットを飼っている人がペットとともに楽しんだり、快適に過ごしたりするためのビジネスを考える方がいいのでしょう。
いろいろなペットビジネス
ペットビジネスは、大きく2つに分けることができます。生体を扱うビジネスと生体を扱わないビジネスです。生体を扱うビジネスにはペットショップやブリーダー、ペットシッターなどがあります。生体を扱わないビジネスにはペット保険や、ペット用品・フードの開発や輸入、および販売などがあります。小さなペットたちが利用することのあるペットビジネスについて、それぞれがどのような仕事内容なのか、次に紹介します。●生体を扱うペットビジネス
・ペットショップ
・ブリーダー
・動物病院(獣医師、AHT)
・トリマー
・ペットシッター
・ペットタクシー
●生体を扱わないペットビジネス
・ペット保険
・ペットフードの開発や輸入、販売
・ペット用品の開発や輸入、販売
・キャラクターグッズの製作や販売
これら以外にもドッグランやドッグカフェなど、小さなペットたちが利用することのないペットビジネスがあります。けれども、ペットショップや動物病院にペットと入れるカフェがあればそこを利用する人が多いと予想できるように、ちょっと観点を変えてみれば、それらも小さなペットが利用するビジネスになります。起業を考えているならば、小さなペットたちが利用しないペットビジネスも参考にするといいでしょう。
飼い主だからできること
「主婦の発明品」に大ヒット商品があるのは、その商品を使う主婦が、自分が欲しい物を作っているからです。同じように、ペットビジネスにおいても、ペットの飼い主だからこそ思い付くサービスやアイデアが大切になります。ビジネスですので利益を考えるのは当然ですが、その商品やサービスを利用する飼い主やペットのことを考え、多くの飼い主さんに喜ばれるペットビジネスを目指してください。あなたがペットに愛情をかける飼い主であれば、それは可能だと思います。