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ペットを安全確実に痩せさせるダイエット方法はコレ! ペットの体重管理(2ページ目)

「食欲の秋」はペットも私達も体重管理に注意が必要な季節。ダイエットを考えている人も考えていない人も、ペットの体重管理を始めましょう!

執筆者:村田 亜衣

安全で確実なダイエット方法はコレ!

今、もしペットが太り気味であってもダイエットはしないでください。夏場は暑さによるダメージを僅かではあっても受けていますのでダイエットに不向きです。今以上太らないように気をつけ、本格的なダイエットは涼しくなってから行います。

人間のダイエットでは、食事制限と運動を行うものが多いのですが、ペットはこうはいきません。基本的にペットのダイエットは食事制限でのみ行うと覚えておいてください。運動で痩せさせることは難しいです。

ここで紹介するペットのダイエット方法では、人間のように毎日の総摂取カロリーを計算して・・・なんてめんどくさいことはしません。簡単で続けられなければダイエットさせられませんので、できるだけ手抜きでダイエットは行い、成功させましょう!

ダイエットの準備

まず、ペットの体重を測ります。今の体重の5%をこの先の1ヶ月で落とす体重の目標にしましょう。例)4kgのフェレットであれば200g減らすことが目標になります。

急激な体重減少はペットへの負担となりますので、ダイエットは3ヶ月~半年かけて行います。ただし、病気等ですぐにも体重を減らす必要がある場合は別です。病気の場合は動物病院でよく相談し、ダイエットスケジュールをたてるようにしましょう。

次に、たんぱく質や脂質を含む専用フード(ペレット)等の1日の食事内容をビニール袋に入れます。そこから1割分取り出し、残ったものをその日の食事として与えます。このとき、全てを1度に与えるのではなく、数回に分けて与えてください。そうすることで空腹な時間を減らすことができますので、ペットの負担が減らせます。

ダイエット中は毎週体重をチェックします

いつもの9割の食事で1週間過ごします。そして、体重を測ってみてください。先週測った体重の1割くらい減っていればOK。体重に変化が無い場合には、もう少し食事量を減らし(ダイエット前の食事量の8割くらい)て様子を見ます。

更に1週間経過したら、また体重を測ります。こうして1週間ごとに体重を測り、体重が減っていることを確かめながらダイエットを続けます。2~3週間体重が変わらないようでしたら、そのときに与えている食事量から1割減らした量を与えるように変えます。もし、1週間の間に体重が減りすぎているようなら、食事量は増やします。

このダイエット期間、少し量は減らして欲しいのですが、おやつはちゃんと与えてください。主食の量を減らしていますので、おやつは少量であれば与えつづけてもダイエットできます。おやつを与えていない人でも、体重測定のときだけは必ず与えてください。食事の楽しみが減るばかりのダイエットでは、人間だって続けるのがしんどいです。

-->>体重を管理して健康で長生きさせましょう!
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