許されない行為
ドクター・ハラスメントとは少し違ってしまいますが、恐ろしい事件が身近に起きたので、最後に紹介したいと思います。
いかに信用できない獣医師がいるのかを知り、警戒してください。
これは、つい先日、友人がやっている里親探しの団体において起きた出来事です。
対象となるペットは小さいペットではなく、猫。
多くの愛護活動家が頑張っているように、野良猫を捕まえて避妊・去勢しようとしている方の話です。
野良猫の捕獲、それは慣れない人には難しく、また、猫によっても大変なことです。
もし捕獲できたなら、例え時間的に融通がきかなくとも、動物病院に持ち込みたいと思うものです。
そんなタイミングの悪いときに捕獲できた猫を、とりあえずで近くの動物病院に一晩預けた方がいました。
預ける時にはその猫について説明をし、避妊・去勢手術後に里親を探すつもりでいることを伝えました。
翌日、何時に引き取りに来るかも伝えました。
このとき、不思議なことがありました。
動物病院から、承諾書にサインをするように求められたというのです。
何の承諾書なのか聞いても説明はしてくれず、ただサインをするようにと言うばかりだったそうです。
でも、なんだかわからないものにサインはできません。
この方は、サインは断り、猫だけを一晩預けました。
翌日、猫を引き取りに行くと、
「里親が見つかったからあげた」と言われたそうです。
彼女の管理する、彼女の所有物である猫を、勝手に誰かにあげたと言うのです。
すぐにあげた人に連絡を取り、猫を返すよう言ったそうですが、
なぜかこの獣医さんは連絡を取りたがらなかったとか。
さんざん文句を言って、ようやっと連絡を取った時には、なぜか動物病院の電話を使わず、外に出て携帯電話で連絡を取ったそうです。
聞かれたくない話だったのでしょうか?
その後、この獣医さんは屁理屈のようなことを言い続けていたそうですが、
なんとか猫をもらった人の住所を聞くことができ、彼女はすぐに尋ねて行きました。
ちなみに、この獣医さんは、最初はあげた方は遠方の方だと言っていたそうですが、教えてもらった住所は電車で2駅くらいの隣の区にお住まいの方でした。
何故、こんなところで嘘を言っていたのでしょう?
猫をもらった人に会い、話をしたところ、
「猫は無理矢理押し付けられた。家に帰ってから逃げた」と言ったそうです。
獣医さんが言っていたこととまったく違いますし、逃げたなんて、許せることではありません。
この獣医師の元に戻り、話し合いをもったところ、
「探しだす」とこの獣医師は言ったそうです。
しかし、あれからもう数週間たっていますが、いまだに見つかったという話は聞いていません。
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