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ペットを捨てる理由 - その3 - ペットは消耗品ですか?(2ページ目)

ペットはコンパニオンアニマル。日本語で言えば伴侶動物。そう、家族なんです。使い捨ての物のような飼い方はしてはいけないんです!

執筆者:村田 亜衣

飽きただと!?

仔猫もいつかは大人になるんです恋人であれば、「飽きたから捨てた」と言われても私は怒りません。でも、ペットに同じことを言ったならば、その場で殴られる覚悟をして下さい。

ペットは恋人であり友達であるけれど、それ以上に家族なんです。飽きるなんてふざけたことを言っていい相手ではないんです。

でも、「飽きた」という理由はペットを捨てる理由の中で一番多い理由ではないかと思います。ペットの寿命は短いと言われるハムスターでも2年以上あります。犬猫であれば20年以上の場合も多く、それを考えずに飼い始めた人は「飽きた」と感じることもあるのかもしれません。

一時的な感情から飼い始めた場合には、その感情が過ぎると同時に「飽きて」しまうのかもしれません。子供の要求に答える形で飼い始めた方は、子供が世話をしなくなると同時に「飽きて」しまうのかもしれません。

もし自分が家族から、例えば親から「飽きた」と捨てられたらどんな気持ちでしょう? なぜ産んだのか聞きたいでしょうし、なぜ自分が産まれてしまったのか考えてしまうのではないでしょうか?「飽きた」とペットを捨てる人は、ペットにそういう思いをさせているのです。

正直、飼わないで欲しい

歳を取ってから捨てられた子ほど悲しいものはありません届け出の必要のある一部のペットを除き、どんなペットでも買えれば飼えます。でも、ペットは家族として迎えるべき相手ですから簡単には飼わないで欲しい。テレビでやっていた、独りだと寂しい、そんな理由ではペットは飼わないで下さい。自分の生活力・生活環境を考え、ペットの寿命の間に引越しや結婚・離婚・出産等がないかも考え、ペットが息をひきとるその日まで何があろうと飽くことなく愛情をかけていけるかどうか、何度も考えてから飼って下さい。

もし少しでも迷いがあるならば、今は飼う時ではないと判断し、飼えるときが来るのを待ってください。厳しいですが、それがあなたにもペットにも一番いいことです。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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